フェラーリ「458チャレンジ」が初公開(1/2 ページ)

» 2010年12月17日 14時53分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 フェラーリはボローニャモーターショーにおいて、フェラーリ458イタリアをベースとしたワンメイクレース(同一車種によるレース)専用車両の最新モデル「458チャレンジ」を一般向けに初公開した。

 フェラーリのワンメイクレースシリーズ「フェラーリ・チャレンジ」は2011年には開催19年目を迎えるという伝統のシリーズ。イタリア、ヨーロッパ、北米シリーズに続き、2011年には新たにアジア・パシフィックシリーズの開催も決定している。今回お披露目された458チャレンジは、1990年台前半に登場した「348チャレンジ」(フェラーリ348ベース)以来、第5世代目となるチャレンジモデルだ。

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 純粋なレーシングカーであるチャレンジは、ベースモデルである458イタリアから数多くの変更を受けている。最も大きなポイントは、サーキット走行に合わせたシャシー性能の調整だ。足まわりには硬めのスプリングと減衰調整固定式ダンパーを組み合せた専用サスペンションを採用、さらにセンターロック式の19インチホイールとピレリ製スリックタイヤを装備する。

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 また車高は458イタリアに対し50ミリ低められるなど、運動性能向上に特化したチューニングが行われている。またブレーキシステムには、599XXで初採用となった新世代カーボンブレーキ「CCM2」、そして最新のABSシステムそ備える。また、内外装各部パーツを軽量素材へ置き換えるとともに、ボディ外板の厚み削減するなど徹底した軽量化も特徴だ。

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 パワートレインについては570馬力の最高出力こそ変わらないものの、低回転域におけるトルクアップや7速デュアルクラッチトランスミッションのギア比といった変更が行われる。

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