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日経平均 | 10309.78円 | ▼6.99円 |
売買高 | 20億6889万株 | − |
売買代金 | 1兆4875億9900万円 | − |
値上がり銘柄 | 895銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 591銘柄 | − |
騰落レシオ | 153.35% | △3.26% |
日銀短観などに反応し切れず方向感のない展開が続く
米国市場が堅調となり、為替も円安気味、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、買い先行となりました。寄り付き前に日銀短観の発表もあったのですが、特に材料視されず寄り付きの買いが一巡となったあとも方向感はなく、小動きとなりました。円安気味となっても買われることもなく、上値の重さが確認されても売り急ぐこともなく、指数は方向感のない展開が続きました。特に材料に反応しているということでもなく目先的な出遅れ感や買われすぎなどに反応してまちまちとなった感じです。
後場も手仕舞い売りに押される場面もあったのですが底堅く、売り急ぐ動きもなく引き続き方向感のない展開となりました。昨日まで出遅れ感から買われていた内需株の一角が手仕舞い売りに押され、先駆していたということで昨日まで売られた商社株や輸出株の一角が高いと言うような目先的に売られたものが買われ、買われたものが売られるという状況で、指数に方向感は見られませんでした。総じて見ると目先的な過熱感もあり、手仕舞い売りが優勢という感じで冴えない展開となりました。
小型銘柄は依然として出遅れ感が強いことや値動きの良さを好感する動きもあって堅調となりました。上値も限定的となりましたが、東証マザーズ指数は堅調、日経ジャスダック平均は小幅高ながら12日連騰となりました。先物のも方向感が見えないことでまとまった売り買いもなく、目先筋の小口の売買が中心となるからまとまった売り買いが見られずに方向感が出ないと言うような感じで、大きく方向感を出すような場面もありませんでした。
相変わらず底堅い堅調な展開ではあるのですが、方向感のない展開となりました。米国での経済指標や米国株の動きにも反応は鈍く、個別の材料でも特に反応しないものも見られるなど目先の需給に振らされている感じです。ただ、円高一服となっていることや米国や新興国での景気回復、景気拡大期待も根強く、企業業績悪化懸念は見られず、売り急ぐ動きもありません。外国人も買い越し基調となっているように、日本株の見直しも見られるようで、強含みの展開が続きそうです。
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