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» 2010年12月14日 11時00分 UPDATE

電子書籍版も配信予定:分かりやすくて深い入門書――書籍「知らないとヤバイ! クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?」

Android、iPhoneアプリ、Skype、無料ゲーム、電子書籍、大型家電量販店、AKB48、ポケモン――。書籍「知らないとヤバイ! クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?」は、気になるIT業界のキーワードを、クラウドとプラットフォームを軸に読み解く。

[ITmedia]
Photo 書籍「知らないとヤバイ! クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?」

 昨今、ニュースや解説記事などを読んでいて、「クラウド」や「プラットフォーム」といった言葉を目にしない日はない。これらの言葉は、時代を反映した言葉であり、さまざまな事象を理解する上でおさえておかなくてはならない重要なポイントとなっている。ただ、「知らないとヤバイ! クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?」(1470円)は、単純にこの2つのキーワードを解説するために書かれたものではない。

 クラウドとプラットフォームは、「Android」「Skype」「アメーバピグ」「amazon」「フリーミアム」といったIT業界のさまざまなキーワードを読み解く上での“軸”として活用されているのだ。

帯は「初音ミクはクラウド、戦国BASARAはプラットフォーム。そのココロは?」

 本書は先に挙げたキーワードを始めとする30のキーワードそれぞれに対して、「問題」と「答え」、そしてその背景を知る「解説」を用意し、短時間でしっかりと理解できる構成になっている。解説は「電気かデータが流れるもの全般」を対象に取材活動を続けるフリーランスジャーナリストの西田宗千佳氏と、弊誌でもおなじみのモバイルICTジャーナリスト神尾寿氏が執筆。西田氏の回答・解説には神尾氏が、神尾氏の回答・解説には西田氏が、それぞれ別の視点での解説も加えており、しっかりと理解しておくべき言葉を多角的な視点からスムーズに理解できるよう配慮している。

 またキーワードの解説だけでなく、電子書籍やマルチデバイスといった、今後注目されるテーマに対して、神尾氏・西田氏がそれぞれ得意分野の将来予測を含むリポートも収録しているので参考になる。

電子書籍版も提供、「その後」の話題も

 さらにこの書籍、知らないとヤバイ! クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?には、電子書籍版への展開と今後の進化も予定されている。

 電子書籍版は、ブックリスタ、トゥ・ディファクト、ソフトバンクブックスストア、TSUTAYA GALAPAGOSといった電子書籍プラットフォームから配信予定。いずれも書籍版と同じ内容のものを1200円で2011年1月から順次販売する。さらにiPad/iPhone向けにApp Storeから配信するバージョンは、書籍版とのハイブリッド展開になる。まず2011年1月に書籍版の増補コンテンツとなる「クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか? 対談版」を600円でリリース。この対談版は、書籍版の刊行後に執筆された、最新の情報をアップデートしたもので、西田氏と神尾氏の対談で構成されている(書籍版の内容は含まない)。その後、書籍版の内容と対談をセットにしたバージョン(価格・時期未定)も配信予定だ。

 この取り組みは、「すべての電子書籍にコンテンツを提供する」ことと「書籍版と電子版の共存モデルの模索する」こと、そして「書籍に電子版で追加アップデートをすること」を目的としている。もっとも早く・もっとも多い情報を手に入れられる書籍版とアップデート用の電子版を用意して書籍を購入するメリットを提示しつつ、時差はあるが書籍版と同じものを電子書籍としても配信し、さまざまな読書ニーズに対応。本書の重要テーマである「プラットフォーム」にならい、この書籍自体もプラットフォームとしてマルチ展開していく狙いだ。

 IT業界のキーワードをしっかりと理解し、自分のものにするための参考書として有用なのはもちろんのこと、今後の電子書籍ビジネスの行方を占う上でも注目の1冊といえる。

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