自信を持っていい!? 夫の大掃除への貢献度

» 2010年12月06日 16時06分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 今年もあと少しとなり、大掃除の予定を立てている人も多いだろう。既婚男性は家事への参加について、どのように考えているのだろうか。

 花王の調査によると、既婚男性のうち「家事をしている(している+ややしている)人」は49%と、ほぼ半数が参加していることが分かった。年代別に見ると、下の年代ほど参加率は高くなっており(60代43%、50代45%、40代50%、30代56%、20代70%)、妻がフルタイムで働いている人でも71%と高くなっていた。

 実際に行っている家事で最も多かったのは、「ゴミだし、ゴミ捨て」で62%。以下、「お風呂の掃除」が48%、「食料品や日用品の買い物」が41%、「食器洗い」が40%、「自分の部屋、寝室の掃除」が36%で続いた。掃除関連の項目が多く上位にランクインしており、「食事作り」(27%)や「お弁当作り」(5%)をしている人はそれほど多くなかった。

男性の家事参加度(年代別、出典:花王)

夫の自己評価より高い、大掃除での妻の満足度

 既婚男性のうち、昨年の大掃除に参加した割合は47%。担当した場所は「浴室」(59%)、「リビングの照明器具」(54%)、「換気扇・レンジフード」(52%)、「窓」(51%)などが多かった。

 ちなみに「夫の大そうじに対する妻の満足度」を男女双方に尋ねたところ(夫は妻の満足度を想像して回答)、男性が想像した妻の満足度は67%だったが 、妻は82%だった。花王では「妻の満足度は夫の自己評価以上に高いので、大そうじに参加した男性は、自信を持ってよさそうだ」とコメントしている。

 インターネットによる調査で、対象は20〜69歳の既婚男女2160人(男性1069人、女性1091人)。調査時期は2010年10月下旬。

夫の大掃除に対する妻の満足度(出典:花王)

関連キーワード

掃除・清掃 | 花王


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.