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日経平均 | 10168.52円 | △180.47円 |
売買高 | 18億5696万株 | − |
売買代金 | 1兆3746億4100万円 | − |
値上がり銘柄 | 1294銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 243銘柄 | − |
騰落レシオ | 124.67% | △8.46% |
米国株高や円安を好感して大幅高
経済指標の好転などを背景に欧米市場が大幅高となったことを受けて日本市場も買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあって大幅高と始まりとなりましたが、円安傾向も一服となったこともあり、寄り付きの買い一巡後は大幅高で値持ちもいいのですが、上値もも重い展開となりました。ただ、上値の重さが見られるからといって手仕舞い売りを急ぐような動きも見られず、持高調整の売りも一巡となった感もあり、値持ちの良い展開が続きました。
後場に入るといつものことではあるのですが、一段と方向感はなく、狭い範囲での動きが続きました。為替も若干円高気味となったのですが、慌てて手仕舞うようなこともなく、朝から高いものは高く、安いものは安いというような変化に乏しい展開が続きました。世界的な景気拡大が期待されることから売り急ぐこともなく、目先的には過熱感もあって上値を買い上がる動きも限定されていると言うことなのでしょう。最後は目先筋の手仕舞い売りに上げ幅縮小となりましたが、大幅高となりました。
小型銘柄も堅調なものが目立ちましたが、主力銘柄が買戻しも交えながら大幅高となるなかで、上値も限定的となりました。東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均は堅調ながらも上値も限られた格好となりました。先物は朝方まとまった売り買いはみられましたが、すぐに方向感のない展開となり、目先筋の小口の売買が中心で方向感は全くと言っていいほど見られず、狭い範囲での動きとなりました。
大幅高とはなったものの、寄付きから買い気配で始まりそのまま横ばいとなってしまったような銘柄も多く、大幅高となった割には盛り上がりに欠ける展開となりました。ただ、為替への反応も鈍くなるなど、市場の反応には変化が見られ、新興市場銘柄も上値も重いのですが、しっかりと買いが入り始めているような感じです。円高が進まなければ企業業績の上振れも期待され、米国景気の底割れ懸念が払拭されればドル安=円高の水準訂正も起きるということなのではないかと思います。
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