10月1日に行われたタバコの大幅値上げ。喫煙者たちは値上げにどのように対応したのだろうか。
インターワイヤードの調査によると、喫煙者の53.6%は値上げ前にまとめ買いし、3.5%は価格の安い銘柄に変えたことが分かった。
まとめ買いした人の箱数は平均72.8箱で、「100箱以上」という人も20.5%いた。安い銘柄に変更した人では、平均109.7円安いタバコに変えているようだ。
大幅値上げによって、喫煙習慣自体にも影響は出ているのだろうか。「値上げをきっかけに禁煙や減煙を行いましたか?」と尋ねたところ、「値上げ前に禁煙・減煙を開始」が14.1%、「値上げ後に禁煙・減煙を開始」が16.1%、「今後、禁煙・減煙を開始する予定」が38.7%、「禁煙も減煙もする予定はない」が31.1%だった。
減煙した人に「1日当たり何本くらい減らしていますか?」と聞くと、平均は7.4本。減煙者の5.3%は、1箱分である20本以上減らしているようだ。
3人に1人は特に喫煙習慣を変えようと思っていないようだが、禁煙や減煙の予定がない人に「タバコがいくらになったら完全にやめると思いますか?」と尋ねると、「500円以上」が17.8%、「1000円以上」が60.4%だった。しかし、「いくらになっても絶対にやめない」という愛煙家も30.1%いた。
インターネットによる調査で、対象は禁煙中含む喫煙者1357人。調査期間は10月6日から21日。
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