秋のデザイン祭り、サテライト会場を厳選ピックアップ!(7/12 ページ)

» 2010年12月02日 08時00分 公開
[草野恵子,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

 毎年盛り上がりを見せるのが、CIBONE AOYAMAの企画。今年も「elements of life」と題して、旬のクリエイターによるアイテムを一堂に集めた。今年の目玉は、なんといってもピーケ・バーグマンス氏の「Crystal Virus」。溶けたガラスでできた不規則な形のランプが、デスクや椅子と一体化して、不思議な風景を創り出す。

エキサイトイズム 「CRYSTAL VIRUS」ピーケ・バーグマンス
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 バーグマンス氏は、代官山の期間限定ホテル「LLOVE」プロジェクトにも参加しており、彼女がプロデュースした部屋にも、独特の「Crystal Virus」が出現。ガラスの照明が2つ重なりあい、求め合うかのようにつながる造形に、見学者は興味津々。

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 熱いガラスを木製のテーブルや椅子などの家具に直接垂らして吹き上げることで、その家具のかたちをなぞりながらフラワーベースとしても存在する非常にユニークなもの。当然、ガラスは高温のため、木製の家具などは焼け焦げているが、その焦げた痕跡もデザインの一部として存在する、非常にアーティスティックなシリーズだ。

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