造形作家の古賀充氏は、平面のミニチュアのようなダンボール箱を作り上げた。壁に飾られた段ボール箱はとても繊細で美しく、中には書類をしまったり、手紙や写真を入れて発送することもできる。
会場で問題作ともいえる出品だったのが、プロダクトデザイナー・清水久和氏による“ボートとカステラ”。
当初、段ボールで表現しようとした“カステラ”だが、どうしてもその美味しそうな色を再現できず、なんと鉄でできたカステラを作成したという。鉄製のカステラの上には、ボートのかたちをしたトレー、こちらは「or-ita」を使って段ボールでキレイな船の舳先を実現していた。
さらに「ダンボール・ハイ」の横では、プロダクトデザイナー・藤城成貴氏による「knot by Shigeki Fujishiro」展が行われていた。何でも放り込める丈夫な壁掛けのカゴ「knot」。「アスレチックフィールドの遊具から着想を得た」という印象的な赤いロープのかごは、実際に大小2サイズで会場で販売し、人気を集めていた。
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