コラム
» 2010年12月01日 08時00分 UPDATE

良い事業計画書に必ずある4つのポイント (1/2)

年間100本以上の事業計画のレビューや、ビジネスプランコンテストの審査員などをしている筆者。そんな筆者が普段感じている4つの「良い事業計画書の条件」を紹介する。

[入野康隆,INSIGHT NOW!]
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著者プロフィール:入野康隆

Linzy Consulting株式会社代表取締役社長


 私は経営コンサルタントとして、年間100本以上の事業計画のレビューや、ビジネスプランコンテストの審査員などをしています。その中で私は「良い事業計画書の条件」として次の4つが大事であると感じています。

条件1:17の要素が網羅されていること

 まず大切なのは事業計画書の目次に以下の17要素が含まれていることです。

1. エグゼクティブサマリー

2. 事業立ち上げの経緯

3. マネジメントチーム

4. 会社概要

5. 経営理念・事業理念

6. 商品・サービスの概要

7. もうけの仕組み

8. 市場および競合の分析

9. マーケティングと販売戦略

10. オペレーション計画

11. 人事戦略

12. 立ち上げ戦術

13. 成長戦略

14. 出口戦略

15. 財務計画: 売上予測、コスト計画、資金繰り予測、資本政策

16. リスク管理

17. プロジェクト管理

 特に、「7. もうけの仕組み」「12. 立ち上げ戦術」「17. プロジェクト管理」の項目が抜けている事業計画書はよく目にします。

条件2:20秒で説明できること

 誰でも自分の事業には色々な想いがこもっているので、10時間でも話せるとは思います。しかし、実戦では20秒で説明できないといけません。

 なぜ20秒かというと、事業計画を説明する場面で最も多いのが名刺交換だからです。通常は20秒しか持ち時間はありません。また、20秒でないと先方の社内で口コミが発生しません。

 20秒、つまり、キーワードで言うと2つぐらいでないと、口頭で説明しにくいので、投融資担当者は社内稟議を通しにくいのです。事業計画は複雑なものになりがちですが、簡潔に事業の特長を表現できるように事業計画を洗練しましょう。

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