「A型が薄毛になりやすい」はウソ?  血液型の都市伝説

» 2010年11月30日 13時39分 公開
[Business Media 誠]

 「O型は蚊に刺されやすい」「AB型は個性的な人が多い」「A型とB型の相性が良くない」といった血液型の俗説を聞いたことがあるだろう。また「A型は薄毛になりやすい」ということを耳にしたことがある人もいるかもしれない。

 そこでリーブ21が、薄毛・脱毛を気にしている人の血液型の割合を調査したところ、A型が39%、B型が22%、O型が30%、AB型が9%であることが分かった。「やはりA型が多い」と思うかもしれないが、日本赤十字社によると日本人の血液型は、A型が40%、B型が20%、O型が30%、AB型が10%。この結果を見ると、薄毛に悩む人と血液型の割合に大きな差は見られないことが明らかに。

(出典:リーブ21)

 「『A型は薄毛になりやすい』というイメージは、人口に対するその内分けが多いことと、薄毛・抜け毛の原因の1つにストレスが挙げられることから、神経質で慎重といわれているA型の特徴を結びつけたと推察できる」(リーブ21)

 リーブ21を利用している814人を対象に調査した。期間は7月16日から8月5日まで。

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