日々の生活に安らぎを与えてくれるペット。その代わりにある程度の飼育費も必要となるが、どのくらいの食費がかかっているのだろうか。
ソニー損保の調査によると、犬か猫を飼っている人に「1匹にかかる1カ月当たりの食費」を尋ねたところ、犬の平均金額は4843円、猫の平均金額は4277円だった。
犬は「2500〜5000円」(29.6%)、猫は「2500円未満」(36.4%)が多数派だったが、「1万円以上」かけている割合も犬は14.0%、猫は11.0%いるようだ。
普段与えている食事では、犬、猫ともに、市販のペットフードを与えている人が9割を超えていた(犬95.0%、猫96.8%)。しかし、手作りのペットフードを与えている人(犬10.8%、猫5.8%)や飼い主と同じ食べ物を与えている人(犬12.6%、猫5.6%)も、犬ではそれぞれ10%を超えており、食事に手間をかけている飼い主が少なくないことがうかがえる。
「ペットフードを選ぶ基準」を聞くと、犬では「価格」(58.9%)「栄養成分」(58.9%)「ペットの好きな味」(36.8%)、猫では「ペットの好きな味」(59.1%)「価格」(58.5%)「栄養成分」(50.2%)が上位だった。
猫の飼い主は犬の飼い主より「ペットの好きな味」を選んでいる割合が高いようだが、特に10歳以上の猫を飼っている人では62.4%と高くなっていた。
インターネットによる調査で、対象は犬か猫を飼っている18〜59歳の男女1000人(犬の飼い主500人、猫の飼い主500人)。調査期間は10月18日から20日。
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