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日経平均 | 10125.99円 | △86.43円 |
売買高 | 17億2944万株 | − |
日経平均先物 | 10120円 | △60円 |
売買代金 | 1兆1445億円 | − |
TOPIX | 874.59 | △7.78 |
値上がり銘柄 | 1150銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 385.94 | △1.93 |
値下がり銘柄 | 343銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1187.43円 | ▼0.45円 |
変わらず | 162銘柄 | − |
騰落レシオ | 121.64% | △8.96% |
米クリスマス商戦期待や円安を好感して堅調だが、目先的な過熱感もあって上値も限定的
先週末の米国市場は軟調となったのですが、週末の米クリスマス商戦が好調と伝えられたことや米ドルが強含みとなったことが好感されて買い先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が株数ベースでは買い越しながらも金額ベースではやや売り越しと伝えられたこともあって寄り付きのヘッジ売りの買戻しが一巡すると上値の重い展開で、じりじりと上げ幅を縮小する展開となりました。
後場も堅調な展開が続き前場の高値を上回る場面もありましたが、積極的に上値を買い上がるだけの材料にも乏しく、堅調ながらも上値の重い展開となりました。いったん上値の重さが気になると目先筋の手仕舞い売りなども見られ、一方で円安を好感するような買いも見られて指数は小動きとなりました。ドル高を好感してハイテク銘柄など輸出株が買われる一方で、出遅れ感や持高調整の買戻しもあって電鉄株の一角や住宅関連銘柄など内需銘柄にも高いものが見られ、指数の割には総じて堅調な展開ととなりました。
小型銘柄はまちまちとなりました。目先筋の買いは見られるものの積極的に買い上がるような動きもなく、小口の見切り売りに押されるものも目立ちました。東証マザーズ指数は堅調、日経ジャスダック平均は軟調となりました。
週末のヘッジ売りの買い戻しもあったのでしょうが堅調な地合いとなりました。これまで日本株の出遅れ感、割安感が注目されていましたが円高の進行がないと見ると改めて割安感が強まったということなのでしょう。9月までの決算でも下期業績が円高の影響で悪くなると見ている企業が多く、「円高にならない」と言うだけで、慎重な見方からの業績上振れが期待されると言うことなのでしょう。日経平均はまだ上値の節目と見られる10200円〜300円水準を試す動きが続くものと思います。
相変わらず高値圏でのもみあいとなています。RSIやストキャスティックスはいっこうに過熱感が冷めず高値圏での調整を示しているのですが、転換線にサポートされながら高値圏でのもみ合いの中で、日柄調整て過熱感を冷ますことになるものと思います。上値の節目を抜けるにはもう少し時間がかかるのではないかと思います。
堅調な展開が続いています。RSIやストキャスティックスは高値圏にあり、目先的な過熱感もあるのですが、転換線にサポートされて堅調な地合いが続きそうです。一気に下値を試すと言うよりは転換線のサポートを確認しながら、底堅い展開で日柄調整となるのでしょう。
雲を抜けて「三役好転」となって来ました。ただ、RSIやストキャスティックスは高値圏にあり、目先的な過熱感もあることから、いったんは雲のサポートを確認するような調整となって来るのではないかと思います。遅行線が雲に上値を押さえられ、日々線は雲にサポートされるようなもみ合いが続くのではないかと思います。
円安を好感する動きもあって堅調
ウラン採掘の過程でレアアース(希土類)やレアメタル(希少金属)を回収する技術を開発したと新聞で報じられたことなど好材料とされるニュースも多く、米クリスマス商戦が好調と伝えられたことでフラッシュメモリーの需要増大も期待されて買われ堅調となりました。
銀行が保有する株式を売り出すと発表したことから、株式需給の悪化を嫌気して売りに押されて軟調となりました。株式価値の希薄化ということではないのですが、需給悪化を嫌気して売り急ぐ展開になりました。
筆頭株主の東急(9005)がアイシン(7259)が保有株を譲渡、トヨタ(7203)が筆頭株主になると発表したことで、アイシンとの協力関係や経営効率の向上などを期待した買いが入り、大幅高となりました。
ナイロン原料の11月の値上げが決着、10月比3.8%高い水準となったことから、収益拡大が期待されて買われ、堅調となりました。
メキシコ湾岸の海底油田の一部権益が2012年3月期から寄与することや、チリの銅鉱山が立ち上げに向けて順調なことなどから外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げたことが好感されて買われ、大幅高となりました。
ドル高を好感する動きや米クリスマス商戦が好調と伝えられたことを好感する動きに加え、国内大手証券が投資判断を引き上げたことが好感されて買われ堅調となりました。
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