大規模データの収集や処理を高速かつ安価に実現できるHadoop。東大特任講師の清田陽司氏らリッテルのスタッフが行ったセミナーの内容がDVD化されました。日本企業がHadoopを導入するにあたっての問題点や、補足するべき内容を日本語で解説しています。
「事業規模が大きくなり、業務処理量が増え続けたので、従来のシステムの能力では限界です。最も大きな課題は、夜間バッチ処理が夜間では終わらなくなってしまって……」
「夜間バッチ処理にはいつも7〜8時間くらいはかかってます。トランザクション件数が多い日などは、始業時刻になっても処理が終わらず昼過ぎまでかかることも……」
「データが多い時は『1回で大量オーダーはしない』『バッチ処理中はほかの処理をしない』など、システムの性能不足をユーザー側の運用でなんとかしのいでいます……」
こんな悩みを抱いたことのあるシステム管理者は少なくないでしょう。しかし、「Hadoop(はどぅーぷ)」技術を導入すれば、そんな状況を改善できるかもしれません。
グーグルが社内で利用している大規模データ処理システムのアイデアをもとに開発されたオープンソースソフトウエア。大量のデータをバッチ処理する場合などにおいて、複数マシンに分散させることで、高速に処理できる。Yahoo!、Facebookをはじめとする多数の企業が基幹インフラとして採用している。
Hadoopは、その処理能力の高さとコストパフォーマンスにおける潜在能力の高さから、2008年ころからコアな技術者の間で話題になっていました。
最近になってIT部門関係者の耳にも入るようになり、雑誌でも取り上げられる機会が増えてきましたが、最先端技術のため、国内では参考となる資料やデータが不足しており、実装・稼働させている事例となると、さらに情報が不十分となっています。しかも、米国発の最先端技術であるHadoopですが、システムの信頼性に求められる基準は米国と日本では根本的に異なります。
そこで株式会社リッテルは2010年6月18日、Hadoopセミナーを開催。東京大学情報基盤センター特任講師兼株式会社リッテル最高技術責任者の清田陽司氏らリッテルのスタッフが、日本企業がHadoopを導入するにあたっての問題点や、補足するべき内容を日本語で解説しました。この度、そのセミナーの内容を収録したDVDを発売しました。
DVDは3枚セットで、価格は9万8000円(+送料600円)。DVD1ではHadoopの全体像、エンタープライズでHadoopを利用する際の概論を解説。DVD2とDVD3ではHadoopそのものの解説を収録しています。
膨大なデータを高速に処理できる、リッテルのHadoopソリューション。そのHadoopの仕組みの詳細、既存システムに取り込む方法、ノウハウまで必要な知識を実践的に学べるセミナーです。以下のフォームに必要事項を記入の上、ぜひご購入ください。
HadoopセミナーDVD本編:3枚セット(合計収録時間:5時間)
<<無料特典1>>簡単にHadoop分散環境を構築することができるVMイメージメディアを収録したDVD×2枚
<<無料特典2>>セミナーで使用したパワーポイント形式のデータを収録したCD-ROM×1枚
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商品DVD3枚組×2巻:¥9万8000(税込)
送料:¥600(税込)
合計:¥9万8600円
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提供:株式会社リッテル
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2010年12月28日