iPadは終わったのか? いやこれからが本番だ郷好文の“うふふ”マーケティング(3/3 ページ)

» 2010年11月25日 08時00分 公開
[郷好文,Business Media 誠]
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タブレット端末は企業にこそぴったり

 最後に「企業の中の導入の壁」に触れる。iPad持ち込み禁止の企業は多い。セキュリティが甘いからだ。だが、電子カタログとして使うだけのiPad投資なんてもったいない。米国では事業システムにiPadが入り込みつつあるのに(参照リンク)、そんなに閉鎖的でいいのか?

 営業から企画、販促、そして教育にも、iPadのようなタブレット端末は企業ユースにピッタリ。ある時は創造者(企画書作成)、ある時はコメンテーター(業務報告者)として、いつでも額を寄せ合って企画や開発会議が始まる。在庫問い合わせも、リモートでの書類呼び出しも手軽にできる。

 何よりまず経営トップが使ってほしい。ソフトバンクの孫正義社長の「ノートPCが恥ずかしい時代来る」という発言は、自社利益誘導が過ぎると思うが、行動する社長にこそタブレット端末はピッタリだ。次は社長さん向けに「100万円ぽっきりソリューションカード」でも作ることにしよう。

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