生活全体に占める、仕事とプライベートの割合はどのくらいなのだろうか。25〜34歳のビジネスパーソンでワークライフバランスが「とれている」(55.1%)という人に聞いたところ、仕事の割合は平均で43.3%。これを1日当たりの労働時間に換算すると10.5時間になり、ワークライフバランスの取れた生活を実現するには、1日の残業を2時間程度に抑える必要があることが、「DODA(デューダ)」の調査で分かった。
一方「とれていない」と回答した人の仕事の割合は58.7%。1日の労働時間に置き換えると14時間となり、「とれている」人に比べ3.5時間長いことが明らかになった。
ワークライフバランスが「とれている」と回答した人を年収別に見てみると、「600万円以上」が最も多く62.6%。年収が下がるほどその割合は減少し、「300万円未満」は最も少ない45.2%となり、「600万円以上」と比べて17.4ポイントの差となった。
生活時間全体に占める仕事の割合を年収別に見ると、「600万円以上」が51.8%(1日の労働時間に換算すると約12時間)、「300万円未満」は47.9%(同約11.5時間)で、年収による差はほとんどなかった。「労働時間が変わらずとも、年収によりワークライフバランスの満足度が大きく異なることが分かった」(DODA)としている。
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