定番の鍋料理は「寄せ鍋」、新定番といえば？

[Business Media 誠]

　「冬の一家団らん」と聞いて、どんなことをイメージしますか？　既婚者に聞いたところ「お鍋」（75.6％）と答えた人が断トツであることが、マクロミルの調査で分かった。次いで「すき焼き」（10.0％）、「おでん」（6.8％）と鍋ものが続いた。一家団らんでお鍋をイメージした理由について尋ねると「1つのお鍋を囲んでにぎやかに食事ができる」「みんなで会話もはずむから」「体も心も温まる」といった意見が目立った。

　各家庭での定番のお鍋を聞いたところ、「寄せ鍋」（44.0％）と答えた人が最も多かった。以下「水炊き」（41.0％）、「すき焼き」（36.0％）、「おでん鍋」（34.4％）、「しゃぶしゃぶ」（25.8％）という結果に。また最近、頻度が増えてきたお鍋は「チゲ鍋」（13.0％）がトップ。次いで「カレー鍋」（11.6％）、「おでん鍋」（9.0％）、「トマト鍋」（8.2％）、「水炊き」（7.4％）と続いた。

冬に食べたい「変わり種鍋」

　この冬に食べたい「変わり種鍋」は何ですか？　この質問に対し「チーズ鍋」（23.4％）、「タジン鍋」（23.2％）、「トマト鍋」（21.8％）、「コラーゲン鍋」（21.6％）、「カレー鍋」（21.4％）を挙げる人が多かった。

　家庭で試してみておいしかったお鍋の具材やアレンジ方法を尋ねると「おでんの後にカレールーを入れてカレーうどんにするととてもおいしい」（男性43歳）、「しゃぶしゃぶの残りのスープを翌日に塩コショウ、バジルを入れるだけで、体が温まるおいしいスープになる」（男性48歳）、「カレー鍋の後にチーズとライスをいれてカレーリゾットにすると、すごくおいしい。簡単にいろんなバリエーションが楽しめて満足」（女性27歳）といった声があった。

　インターネットによる調査で、既婚男女500人が回答した。調査期間は11月17日から11月18日まで。