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日経平均 | 9811.66円 | △14.56円 |
売買高 | 15億4112万株 | − |
日経平均先物 | 9830円 | △50円 |
売買代金 | 1兆827億円 | − |
TOPIX | 850.30 | △2.53 |
値上がり銘柄 | 872銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 368.43 | △3.05 |
値下がり銘柄 | 581銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1160.62円 | ▼0.20円 |
変わらず | 199銘柄 | − |
騰落レシオ | 96.77% | △8.49% |
円安基調を好感して米国株が大幅下落となったにもかかわらず底堅い堅調な展開
米国株は大幅下落、商品相場も大きく下落となったこともあって売り先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は金額ベースは売り越しながらも株数ベースでは買い越しと伝えられたことや円安気味であることが好感されて、寄り付きの売りが一巡となった後は底堅い展開となりました。輸出株の一角や景気や為替の影響の少ないディフェンシブ銘柄などに堅調なものが見られ、中国の金融引き締めが懸念される中で中国関連銘柄も軟調ながらも底堅い展開となりました。
後場も一段と下げ幅を縮小する展開となりました。持高調整の買い戻しも見られるようで、散発的に堅調なものが見られ、軟調なものも下値を売り急ぐような動きも見られず、全体に底堅い展開となりました。買戻しを急ぐような動きはなく、戻りも限定的ではあるのですが円安を素直に好感するような動きも見られました。欧州で金融不安が強まっているのですが、金融株が高くなるなど買戻しが中心と見られますが、少なくともまとまった売りが出ているような雰囲気もなく、底堅い展開が続きました。
小型銘柄も値動きの悪い銘柄に見切り売りが出る一方で、インターネット関連銘柄などが買われ、日経ジャスダック平均は軟調となりましたが、東証マザーズ指数は堅調となりました。先物もまとまった売り買いは散発的に見られるものの、大きく方向感が出る動きもなく、目先筋の売買が中心となっていました。まとまった売り買いが出るところでは若干指数が動かされる場面もありましたが、方向感が出るというところまではいかず、小動きとなりました。
海外市場が軟調、商品相場も大きく下落となるなかで、底堅い堅調な展開となりました。あきらかにこれまでの動きと反対の展開になっていると思われ、海外株安が日本株の動きに影響せず、円安を好感する展開となっています。新興国の金融引き締め懸念やそれに伴う商品相場の下落も一時的な需給要因と考えれば、元々業績動向は円高さえ進まなければ好調という企業も多く、円高が止まり、新興国の景気拡大が、スピードはともかく、続いているとすれば、日本株も水準訂正となって来るものと思います。
転換線にサポートされるように堅調となりました。ただ、RSIやストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、まだ上値の重い展開が続き、もみ合いのなかで日柄調整となるのだと思います。基準線のサポートを確認するように大きな下落となれば、値幅調整となって、底堅さを確認して上値を試すことになりそうです。
遅行線が日々線にサポートされた格好、日々線も転換線や基準線にサポートされて底堅い堅調な展開となりました。RSIには上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、上値も重く、基準線や雲のサポートを探る場面もありそうです。
雲に突っかけて上値も重くなりましたが、堅調な展開です。いったん雲に押されて上値も重くなるのでしょうが、比較的雲の薄いところでもあり、一気に抜けて来る可能性もありそうです。ストキャスティックスは高値圏にあり、調整となってもいいところですが、RSIは上値余地もあり、もう一段の上昇は期待できそうです。
米国株安も円安を好感して底堅い堅調な展開
海外市場で金や銅などの価格が大きく下落したことから軟調となりました。ただ、足元の業績が好調なことや円安を好感する動きもあって、底堅い展開となりました。
昨日の引け後に発行済み株式数の4.4%を上限に自己株式を取得すると発表、株式需給の好転を好感して買われ、大幅高となりました。買い付けた自社株の消却に関しては決まっていないとしていますが、株価が安値圏にあったこともあり、急反発となりました。
発行済み株式の3.7%にあたる自社株(金庫株)を消却する見通しと新聞で報じられ、株式需給改善期待から買われました。消却により再放出の可能性もなくなり、利益還元を好感して買われました。
大幅下落となっています。通期業績見通しの下振れ懸念が強いうえに、携帯電話各社がスマートフォン(高機能携帯)を強化しており、同社が得意とするパソコン用の移動体通信の先行きに懸念が残ることから、売りが止まらず年初来安値更新となりました。
為替が対米ドルで円安傾向が強まっていることで、業績上振れ期待が強まり、堅調となりました。持高調整の買戻しも入っていたようで、終始買いが優勢、大幅高となりました。
手詰まり感の強いなかで、クロマグロの漁獲禁止が新聞で報じられたことに敏感に反応しました。養殖マグロ向け資料を手掛けていることで、業績好転への思惑となって買われました。
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