忙しい会社に勤めているので、仕事から帰ったら子どもがもう寝ているという人も少なくないだろう。働き方の多様化が進む現代ではあるが、ビジネスパーソンたちはどのくらい子どもとコミュニケーションをとっているのだろうか。
東京建物の調査によると、3歳〜小学生の子どもを持つ親に「理想的だと考える1日当たりの子どもとの対話時間※」を尋ねたところ、父親は平均2時間19分、母親は平均4時間26分だった。
さらに「実際の1日当たりの子どもとの対話時間」も聞くと、母親は平均4時間5分と理想に7.5%足らないだけだったが、父親は平均1時間37分と理想より30.2%も足りていないことが分かった。
コミュニケーションをとる上で絶好の機会となる食事。食事をどのくらい子どもと一緒に食べているか尋ねると、休日の夕食は父親の94.7%、母親の98.3%が一緒に食べている一方、平日の夕食は母親の96.0%が一緒に食べているものの、父親では62.0%にとどまった。
また、平日の朝食・昼食・夕食いずれも子どもと一緒に食べる機会がないという父親は24.0%に達しており、休日を含めてもまったく一緒に食べる機会がないという父親も2.0%いた。
インターネットによる調査で、対象は3歳〜小学生の子どもを持つ20〜40代の親600人(男性300人、女性300人)。調査期間は10月26日から28日。
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