上司と飲みに行きたい新人、入社前より大幅に減少

» 2010年11月16日 16時37分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 今年も忘年会の季節が近付いている。ざっくばらんに話しやすい酒の席は、仕事のノウハウを伝えたり、親睦を深めたりする良い機会ともなるが、新人はどのように考えているのだろうか。

 シェイクの調査によると、入社から半年経った新入社員に「上司に飲みの席に誘ってほしいですか?」と尋ねたところ、「誘ってほしい」(52.9%)と「誘ってほしくない」(47.1%)が拮抗(きっこう)していることが分かった。

飲みの席について上司に期待すること(出典:シェイク)

 2009年11月に同様の調査を内定者に行った時は、「誘ってほしい」が73.6%と「誘ってほしくない」の26.4%を大きく上回っており、入社から半年で「上司と飲みに行きたくない新人」は20.7ポイントも増加していることになる。

 シェイクでは「実際の現場は想像していたよりも厳しく、イメージとのギャップが生じたことが、今回の結果につながったと言える。2011年度に入社してくる新人には、できるだけ早い段階で社会人の厳しさを伝え、どのような上司の元でも折れずに成果を出せるよう育成する必要がある」とコメントしている。

 インターネットによる調査で、対象は2010年度入社の社会人1年目155人。調査時期は9月9日と10日。

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