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日経平均 | 9694.49円 | ▼38.43円 |
売買高 | 17億3675万株 | − |
日経平均先物 | 9690円 | ▼30円 |
売買代金 | 1兆2795億円 | − |
TOPIX | 839.95 | ▼1.79 |
値上がり銘柄 | 697銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 363.45 | ▼0.89 |
値下がり銘柄 | 784銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1153.79円 | △0.22円 |
変わらず | 171銘柄 | − |
騰落レシオ | 88.03% | △1.74% |
前日までの大幅高の反動や円高を嫌気して手仕舞い売りに押されるが底堅い展開
米国市場が冴えない展開となったことや為替が対ユーロで円高に振れたこと、また、昨日までの大幅高の反動もあって売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたのですが対米ドルでは円高が進むこともなく、日銀のETF(上場投資信託)買い取り期待からの持高調整の買いも見られ、寄付きの売りが一巡したあとも底堅い展開となりました。前場中ごろからは底堅さを確認して下げ幅を縮小、方向感のない冴えない動きながらも底堅い展開となりました。
昼の間に中国での資金流入規制などが報じられ、対米ドルでも円高に振れたのですが特に材料視されることもなく下げ幅を若干広げる場面もありましたが、軟調ながらも底堅い方向感のない展開となりました。前場同様に持高調整の売り買いも見られ、昨日までと同様に同じ業種でも高安まちまちとなるなど物色の方向性は見えず、円高に対応して内需銘柄やディフェンシブ銘柄に高いものも見られましたが、買い戻しや持高調整の買いが中心となったようです。結局最後まで為替への反応も鈍く、方向感のない展開となりました。
小型銘柄も軟調なものが多くなりましたが、特に売り急ぐような動きもなく指数は軟調ながらも小動きとなりました。東証マザーズ指数は昨日の大幅高の反動もあり、軟調、日経ジャスダック平均は小幅安となりました。先物は朝方だけまとまった売り買いが見られましたが、寄り付きの売り買いが終わったあとはほとんどまとまた売り買いは見られず、指数を押し上げる動きも押し下げる動きもありませんでした。
決算発表に敏感に反応するものも散見されましたが、相変わらず、材料に反応すると言うよりは目先の需給要因、持高調整の売り買いで高安まちまちとなった感じです。主力銘柄を中心に売り叩き難くはなっており、世界的な金融緩和に乗り遅れまいというような動きは見られます。円高でも海外からの資金流入で株価上昇につながる可能性もありそうですが、円安とならないと輸出企業を中心に企業業績の対する期待が持てず、この水準から上値を追うような展開になるには円高修正も必要ということなのだと思います。
高値圏でのもみ合いと言う印象ですが、「三空」のような形の後だけに押し目を試す動きとなるのでしょう。ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しているのですが、RSIは高値圏で上値も重くなっていますが、上値余地もあり、もう一段上昇の可能性もありますが、いったんは転換線や基準線のサポートを確認するような展開となるのかもしれません。
ストキャスティックスは高値圏にあるのですが、RSIはまだ上値余地もあり、軟調ですが底堅い展開となりました。薄い雲をサポートに底堅く、遅行線も日々線を抜けてきているので、底堅い展開は続くものと思います。雲にサポートされながら日柄調整となるかもしれません。
転換線のサポートを確認するような展開となっており、底堅さが確認されれば基準線までの戻りを試す動きとなるのでしょう。ストキャスティックスは落ち着きはない感じですが上値余地もあり、RSIは上昇が続いて上値余地もあり、堅調な地合いが続きそうです。
目先的な過熱感と円高を嫌気
昨日の引け後に2011年3月期通期の業績見通しを下方修正したことが嫌気され、また為替も円高に振れたことから大幅安となりました。足元の受注状況が芳しくないことが嫌気されました。
業績上方修正を好感した買いが続いていたことに加え、インド特殊鋼大手と技術支援で提携したと発表したことも好感され、連日の年初来高値更新となりましたが目先的な過熱感もあって手仕舞い売りに押され軟調となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の連結営業利益を従来予想から上方修正したことが好感されて買われ大幅高となりました。中国で2カ所同時に自動車用シートの新工場を建設すると発表したことにも反応したものと思います。
円高気味であったにも関わらず買い気配から始まり堅調となりました。昨日の引け後に2011年3月期連結利益予想を上方修正したことが好感されました。
2010年9月期連結決算と併せて2011年9月期の連結利益予想が前期比3%増との見込みと2円の増配を発表しましたが、想定為替レートが1ドル=85円としていることや純利益が市場予想を下回ったことが嫌気されて軟調となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の経常利益見通しを従来予想から下方修正したことが嫌気されて売られ、大幅安となりました。昨日まで5日続伸、大幅高となっていた反動もあって大きな下げとなりました。
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