小学校の遠足で「おやつは500円まで」といった制限のもと、「何を買おうか」と悩んだ記憶のある人は多いだろう。大人になっても、旅行とお菓子は切り離せないものなのだろうか。
JTBの調査によると、「旅行にお菓子を持っていきますか?」と尋ねたところ、「はい」は73%と4人に3人は持っていくようだ。
「はい」と答えた人に「どんなお菓子を持っていきますか?」と聞くと、トップは「キャンディー」で19%。以下、「ガム」が18%、「スナック・ポテトチップス」が17%、「チョコレート」が14%、「おかき・せんべい」「おつまみ・珍味」がそれぞれ13%で続いた。10%以上の支持を集めたお菓子が6つもあり、多様な嗜好(しこう)が存在していることがうかがえる。
こだわりのお菓子の理由を聞くと、「口さみしさ・渋滞時のイライラ解消。ハミガキ代わりや口臭予防。眠気防止」(ガム)、「リラックスできる。飛行機内でのどの乾燥を防ぐ。気分転換できる。分けやすい」(キャンディ)、「パリパリと音をしながら食べていると旅行気分が盛り上がってくる」(せんべい)、「口の中がさっぱりする。車酔い防止。海外旅行時に食べるとホッとする」(梅・昆布)といった声が挙がった。
お菓子を持っていく人にその理由を尋ねると、最も多かったのは「同行者と楽しむため」で30%。以下、「気分を落ち着かせる、和ませるため」が19%、「お酒のおつまみとして」が15%、「非常食として」が13%、「手持ち無沙汰だから」が12%で続いた。
一方、お菓子を持っていかない人にも理由を聞くと、「旅行先または途中で、その土地のものを買いたい」「間食をする習慣がない。特に必要としない」「持っていくと荷物になる」といった意見が上位に挙がった。
インターネットによる調査で、対象は男女8927人(男性5170人、女性3278人、不明479人)。調査期間は8月5日から19日。
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