「社内に閉塞感が漂っている」という人は、こんなことを考えている(2/2 ページ)

» 2010年11月08日 12時40分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
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閉塞があるという人の47.4%、転職を考えている

 景気が回復してきたら転職したいと考えている人はどのくらいいるのだろうか。社内に閉塞感が漂っているという人で、転職を考えているのは47.4%。一方、閉塞感はないという人で同12.7%。「回答者全体の4人に1人は転職の意向を示しているが、『社内で閉塞感が漂っている』という人のほぼ半数は転職を考えている。将来への希望が失われ、自社で思ったような挑戦ができない組織では、社員の多くが転職意向を持ち始めているようだ」(クレイア・コンサルティング)

(出典:クレイア・コンサルティング)

 また社内で閉塞感が漂っているという人の48.2%は「会社はここ数年間成長していない」(閉塞感はない人26.9%)と回答。「閉塞感を作り出す要因の1つに、企業業績の停滞がある。景気停滞などの影響でここ数年業績の伸びが鈍化している企業では、より閉塞感が強まる傾向があるようだ」(クレイア・コンサルティング)としている。

 インターネットによる調査で、上場企業で働くビジネスパーソン1000人が回答した。調査期間は8月7日から8月8日まで。

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