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» 2010年11月08日 11時42分 UPDATE

直・交流ミックス型の次世代住宅モデルハウスが岐阜市にオープン

[栗田昌宜,Business Media 誠]

 JX日鉱日石エネルギーが設計した家庭用環境対応マルチエネルギーシステムを採用する次世代住宅のモデルハウス「GREENY(グリーニー)岐阜」が11月5日、岐阜市でオープンした。

 GREENY岐阜は、岐阜県が推進している「次世代エネルギーインフラ構想」の1拠点。次世代エネルギーインフラ構想は、複数のエネルギー資源や新たなエネルギー技術のベストミックスを目指したもので、同構想の3例目であるGREENY岐阜は、家庭モデルとしてイビデングループの建材・住宅設備製販会社であるイビケンが企画・運用している。

 GREENY岐阜に採用されたJX日鉱日石エネルギーの家庭用環境対応マルチエネルギーシステムは、系統電源からの交流に加え、太陽光発電(発電出力6.3キロワット)、風力発電(同4キロワット)、およびリチウムイオン蓄電池(蓄電量9.7キロワット時)は直流で接続して、LED照明など直流に親和性の高い機器へは直流で給電するというもの。

 同システムならびに家庭内のエネルギー使用状況を見える化するホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)によって、家庭用燃料電池のエネファーム(発電出力0.75キロワット)も含めて家庭で必要な電力や給湯を調整・制御してエネルギー消費を最小化するとともに、系統電源が停電した場合でも電気と湯を供給できるようになっている。

 なおGREENY岐阜は、環境負荷がゼロになるゼロエミッション住宅の次の世代の住宅として、5年後の実用化、10年後の新築住宅の基準になることを目指している。厚生労働省の「ふるさと雇用創出事業」に採択されており、イビケンによって居住実験によるシステムの実証や一般公開などが実施される予定。

ah_gihu.jpg GREENY岐阜(出典:JX日鉱日石エネルギー)

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