ただ冬のボーナスが増えるとはいっても、昨年の大幅な落ち込みからの反動によるところが大きい。厚生労働省の調査によると、2009年冬のボーナスの平均支給額は前年比9.3%減の38万258円(関連記事)。過去の支給額と比べると、ボーナスの水準は依然として低く、ビジネスパーソンにとってはあまり実感のわかない数字になるだろう。
ちなみに大企業で働いている人には、どのくらいのボーナスが支給されるのだろうか。日本経団連が発表した調査によると、1人当たりの平均支給額は前年比3.76%増の77万6949円(参照リンク)。「やはり大企業で働いている人はたくさんもらえるなあ」と感じるかもしれないが、冬のボーナスが増加するのは3年ぶり。昨年は金融危機の影響を受け、前年より15.91%減の74万7282円と金額でみれば低い水準にとどまっている。
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