82.6%の人が「radiko(ラジコ)を知らない」

» 2010年11月04日 12時37分 公開
[Business Media 誠]

 ラジオ番組をそのままインターネット経由で流し、PCで聴くことができるサービス「radiko(ラジコ)」。2010年3月から首都圏と関西圏で試験配信が行われているが、このradikoを知っている人はどのくらいいるのだろうか。

 あなたはradikoを知っていますかと聞いたところ「知っている」と答えた人は7.7%にとどまっていることが、iMiリサーチバンクの調査で分かった。逆に「知らない」とした人は82.6%。ただradikoが全国的に配信されることになったら、聴くようになりますかと聞いたところ、「聴いてみたい」(48.7%)と回答した人は半数近くに達していることが明らかになった。

あなたはradiko(ラジコ)を知っていますか? (出典:iMiリサーチバンク)

現在ラジオを聴いている――42.6%

 ラジオを聴いている人はどのくらいいるのだろうか。「めったに聴かない」(26.8%)「全く聴かない」(20.4%)「以前はよく聴いていたが、現在は聴かない」(10.2%)という“聴かない派”は57.4%に対し、「ほぼ毎日聴く」(12.9%)「週に数回聴く」(17.4%)「月に数回聴く」(12.3%)の“聴く派”は42.6%。

 ラジオを聴かない人に、その理由を聞いたところ「ラジオに興味がないから」(34.8%)と答えた人がトップ。次いで「テレビの方が面白いから」(33.7%)、「ラジオを聴ける機器を持っていないから」(28.1%)、「興味のある番組がないから」(18.9%)という結果に。

ラジオを聴かない理由(出典:iMiリサーチバンク)

 またラジオについての思い出を尋ねたところ「学生時代は、ラジオを聴きながらの『ながら勉強』だった。お金もあまりなく、レコードなど買えない時代だったので、FMの音楽番組は特に楽しみだった」(男性40代)と、学生時代に勉強をしながらラジオを聴いていたという声が多かった。

 インターネットによる調査で、全国の男女1711人が回答した。調査期間は10月23日から10月28日まで。

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