速報! デザインタイドトーキョー2010(1/3 ページ)

» 2010年11月02日 07時50分 公開
[松浦明,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

エキサイトイズムとは?

「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 会場の東京ミッドタウンの玄関口で出迎えてくれるのは、鈴木康広氏のインフォメーションプレイス。外苑東通りを行く人の目にとまって、思わず足を止めてしまう大きな「瞬間の椅子」が出現している。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」に着想を得た巨大な椅子で、一瞬、時が止まったように感じる崩れる寸前の波の形を「背もたれ」に見立たものだ。ここでMapなどを忘れずにピックアップしていこう。

エキサイトイズム 「瞬間にすわる」鈴木康広

 会場のミッドタウン・ホールに一歩踏み込むと、インスタレーション(無数の白い鉄板の森)のようだった10月29日の様相とは一変、42もの出展者と11のマーケット出店者が2つのホールを埋め尽くし、会場全体には心地よい活気があふれている。流れるBGMはワルツ。白い鉄板を張り巡らした会場全体の視界はクリアで、リズミカルに配分されたブースと、来場者の導線を意識した構成が印象的だ。

 手前のHALL Aには合計33の出展者が出展、「Antron Carpet Project」の展示を行っている通路を挟んで隣のHALL Bには大ブースを中心にした9つの出展者が出展し、奥にはお買い物ができる「タイドマーケット」が設けられている。会場全体で見どころは満載、プロダクトが次から次へと目に飛び込んで来て飽きさせることはない。

エキサイトイズム 今年最も注目すべき出展者の1つ「上出長右衛門窯 x Jaime Hayon produced by 丸若屋」
エキサイトイズム ハイメ・アジョン氏をはじめ、マルセル・ワンダース氏、ガブリエレ・ペッツィーニ氏など海外から来日している著名デザイナーも必ず訪れているのがデザインタイドトーキョー
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