− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9154.72円 | ▼47.73円 |
売買高 | 16億9716万株 | − |
日経平均先物 | 9160円 | ▼30円 |
売買代金 | 1兆1679億円 | − |
TOPIX | 803.30 | ▼7.61 |
値上がり銘柄 | 479銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 349.45 | △1.35 |
値下がり銘柄 | 1042銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1148.66円 | ▼6.07円 |
変わらず | 131銘柄 | − |
騰落レシオ | 75.46% | △1.40% |
為替に振らされながらも好決算銘柄も多く底堅い展開
週末の米国市場は底堅い堅調な展開となり、好決算を発表する銘柄も多く、大幅下落の反動も期待されましたが、円高が一段と進んだことから、売り先行となりました。ただ、寄り付き直後に為替にまとまったドル買いが入り一気に円安に振れたことから、先物に買戻しも入り一時堅調となる場面もありました。ただドル買いも限定的となったことから、すぐに目先筋の売りに押され軟調となりました。それでも外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が株数ベースでは売り越しながらも金額ベースでは買い越しと伝えられたこともあり、好決算発表銘柄を物色する動きもあって底堅い展開となりました。
後場に入ってからは為替も動きはなく、米国の経済指標の発表やイベントを控えて積極的な売り買いに乏しく、方向感のない展開となりました。節目と見られる9200円水準の攻防と言う感じで指数は小動きとなりました。好決算を発表しながら為替の先行きなどへの懸念から買い手控えられて目先筋の売りに押されるものもあり、好決算に素直に反応しきれないものも多く見られ、地合いの悪さが現れていました。自社株買いなど目先の需給要因には敏感に反応し、決算発表がピークとなっているなかで、決算動向よりも目先の需給に振らされる展開となりました。
小型銘柄はまちまちとなりました。小口の持高調整に振らされる格好で、手仕舞い売りが見られると安く、見られないと堅調というような主力銘柄と同様に目先の需給だけでの動きという感じでした。東証マザーズ指数は堅調でしたが、日経ジャスダック平均は軟調となり、連日の年初来安値更新となりました。先物は朝方はまとまった売り買いが見られましたがそのごはまとまった売り買いもほとんど見られず、たまにまとまった売り買いが出ても追随するような動きは全く見られず、方向感を出すような展開にはなりませんでした。結局最後まで方向感はなく、米国金融緩和動向やそれに伴う為替の動きを見極めたいということのようです。
朝の寄り付き直後は「円売り加入か」と一瞬期待されましたがすぐにドル買いも止まり、落ち着いた展開となりました。為替に敏感な動きとなっていますが、決算への反応も為替の動向に左右されているような感じです。下期の為替レートも1ドル=80円と見る企業が多く、本日のように1ドル=80円水準でドル買いが見られるようであれば、もっと好決算に反応してもいいのではないかと思います。決算動向や需給要因などは目先の動きに反応するのですが、為替だけは少し先の動きを懸念した反応となっているようです。為替に落ち着きが見られれば好決算を改めて織り込むことになるのでしょう。
雲をねじれの日柄で割り込んで「逆転」となったのですが、底堅い展開となっています。RSIはまだ下値余地もあるのですが、安値圏で底堅さも見られ、ストキャスティックスも底値圏になり、ここからは値幅の調整は終了となり、日柄の調整となる可能性もありそうです。一気に薄い雲を抜けて「好転」する可能性もありますが、雲に上値を押さえられながらもう少し、日柄の調整となるのかもしれません。
安値を試す動きが続いています。金融株などが軟調で下値を探る展開となっていますがRSIもストキャスティックスも底値圏にあり、雲のねじれの日柄でもあり、そろそろ戻りを試す動きとなりそうです。
下値を探る動きが続いています。あっさりと転換線を割り込み、再度転換線が上値目処となりそうです。RSIやストキャスティックスは戻りを試す動きとなっていましたが、下落に転じてしまいそうでここから一気に反発とならないと下値模索が長引き、さらに安値を更新しそうです。ここで下げ渋りとなれば一気に基準線水準まで戻る可能性もありそうです。
好決算銘柄も多いが先行き懸念と円高を嫌気して軟調
先週末の引け後に発表した2010年4−9月期決算が会社側の従来予想を上回ったのですが。通期ベースでは市場予想を下回り、従来予想を据え置いたことが嫌気されて売られ大幅安となりました。
先週末の引け後に自己株式を取得すると発表、株式需給の好転を好感する買いが入り大幅高となりました。業績面での底堅さも改めて評価されたものと思われます。
ベトナム政府が進める原子力発電所2基の建設を日本企業が受注することなどで合意した、と新聞で報じられたことから、原子力関連銘柄が高く、原子力関連機器を手がけている同社に買いが入り大幅高となりました。
先週末の引け後に4−9月期の純利益見通しが従来予想を大幅に上回ると発表、ただ、事前に観測ニュースで報じられていたことから、材料出尽くし感や持高調整の売りに押されて売られ、年初来安値更新となりました。増資懸念も依然としてくすぶっていることから、いったん売られると大きな下げとなるようです。
先週末の引け後に2011年3月期の純利益見通しを上方修正した。ただ、テレビ事業の黒字化を断念すると表明したことや一段と円高が進む場面があったことなどが嫌気されて売られ軟調となりました。
3年ぶりの高値水準となりました。中国の10月のPMI(製造業購買担当者景気指数)が3カ月連続で改善したことや好業績期待、中国での需要期待から買われ、堅調となりましたが、持高調整の売りに押されて最後は軟調となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング