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» 2010年10月28日 21時10分 UPDATE

女性の暮らしとデザインを見つめた、バウハウスのキッチン展 (1/2)

東京・汐留のパナソニック電工汐留ミュージアムで、「バウハウス・テイスト、バウハウスキッチン展」が開催中だ。

[本間美紀,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

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「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 東京・汐留のパナソニック電工汐留ミュージアムで、「バウハウス・テイスト、バウハウスキッチン展」が開催中だ。

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 バウハウスとは1920年代、戦前のドイツに誕生したデザインの教育機関で、ドイツらしい無駄のない合理的なデザインのルーツともいえる歴史的な学校だ。学長をヴァルター・グロピウスが務め、1933年には惜しくも解散してしまった。ここで生まれたデザインのスタイルを「バウハウス」と総称し、現在もなお、当時の教育内容を継承、研究しているのがバウハウス財団だ。

 バウハウス構内から歩いてすぐの場所には、グロピウスが設計した何棟かの実験住宅「マイスターハウス」が残されている。パナソニック電工は、システムキッチン「リビングステーション」など住宅設備の分野に強い企業。そこでデザイン部から研究員を派遣し、現地で実測した実寸大のキッチンが展示されている。

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 それに関連して織物、ワンピース、食器やティーセットなどのキッチンウェア、当時のライフスタイル雑誌も展示され、女性のデザインや暮らしとバウハウスの思想をからめて見られる、個性的な展示となっている。バウハウスというと、王道すぎる展示が多かっただけに、バウハウスとキッチンという、着想がおもしろい。

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 バウハウスの時代にキッチンは、「家事の合理化」「女性の社会進出」という背景をもとに、ユニークな発展を続け、キッチン先進国ドイツの基礎となった。ばらばらに置かれていた水場と火を近づけ、動線をまとめる。薪や炭のかまどがガスオーブンに。水汲みから、水道の蛇口のあるシンクへ。いまでは当たり前のキッチンも、家事労働の研究のたまものだということが分かる。

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