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日経平均 | 9366.03円 | ▼21.00円 |
売買高 | 20億4606万株 | − |
日経平均先物 | 9370円 | ▼40円 |
売買代金 | 1兆4678億円 | − |
TOPIX | 814.33 | ▼3.43 |
値上がり銘柄 | 439銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 346.99 | ▼3.92 |
値下がり銘柄 | 1100銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1158.16円 | ▼1.55円 |
変わらず | 107銘柄 | − |
騰落レシオ | 74.40% | ▼1.43% |
円安にも好決算にも反応は鈍く、物色の広がりが見られず小動き
米国市場は底堅い堅調な展開となり、為替も円安に振れ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられましたが、特に反応することもなく指数は冴えない展開となりました。好決算銘柄は素直な反応で買われるのですが、物色の広がりは見られず、逆に芳しくない決算を発表した銘柄は周辺銘柄まで売られるというような展開でした。特に売り急がなければならない理由があったわけでもないのですが、持高調整の売りや手仕舞い売りも嵩んで小動きながらも軟調な展開となりました。
後場も相変わらず方向感のない展開となりました。為替も大きな動きはなく、決算発表などに反応するものの限定的な動きであり、市場全体の方向感はありませんでした。日銀の金融政策決定会合の結果発表で瞬間的に動きましたが、方向感はなく、日銀の金融緩和の動向や米国での金融緩和をめぐる思惑などで方向感が掴みにくく、株式市場も為替市場も手掛かり難と言うことなのだと思います。最後は目先筋の手仕舞い売りで下げ幅を広げましたが、売り急ぐような動きでもなく、下げも限定的となりました。
小型銘柄も買い手控え気分の強い中で、小口の手仕舞い売りに押されて軟調となるものが目立ちました。東証マザーズ指数も日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物も昨日まで見られた後場に入ってからのまとまった売り買いも見られず、終始閑散として方向感はなく、指数を方向付けるような動きもありませんでした。日銀の金融政策決定会合の結果が公表されて、一瞬反応はありましたが追随するような動きも限られて方向感はなく、最後まで大きな動きにはなりませんでした。
今週に入ってから全くといっていいほど指数に動きはありません。本日も日経平均は前場の値動きは50円に満たず、後場も日銀の金融政策決定会合の結果が公表されるまで30円に満たない値動きでした。それだけ市場参加者が目先の値動きばかりを見ている短期売買志向の投資家(投機家?)が中心ということなのでしょう。日銀の金融政策決定会合の結果への反応ですら、誰かが反応するまで動こうとしない向きも多く、いったん反応しても動きが鈍いとさらに反応するするような動きになりません。市場参加者がもっと増えないことには相場の方向感も出ないと言うことなのでしょう。
雲のねじれの日柄になりましたが全く動きはありません。RSIは下げ足りない感はあるものの、ストキャスティックスは底値圏でのもみ合いとなっており、反発となってもいいところです。日々線が雲を意識することろでもあり、そろそろ戻りを試す動きとなりそうです。ただ、遅行線は日々線に上値を押さえられてしまいそうで。しばらくは上値の重い展開が続くものと思います。
下値を探る展開が続いています。遅行線が日々線の高値と日柄が一致しており、ここを底に戻りを試す展開となりそうです。RSIは下げ足りないのですが、底値圏にあり、ストキャスティックスも底値圏にあり、そろそろ反発となってもいいところです。
転換線を抜けて底入れ感が出てきました。RSIもストキャスティックスも底値圏からの上昇となり、まだまだ本格的な上昇ということではなさそうですが、転換線のサポートを確認しながら下落が続く基準線までの戻りは期待できるのではないかと思います。
円高一服や好決算への反応も限定的
昨日の引け後に2011年3月期の連結最終利益見通しを従来予想から上方修正、素直に好感されて大幅高となりました。大手証券が目標株価を引き上げたことも好感されたものと思います。
昨日の引け後に発表した2010年4−9月期決算で営業損益が従来予想や事前に報道された数字も上回ったことが好感されて大幅高となりました。手詰まり感の強い相場のなかで決算に敏感に反応しました。
自己株式と会長が保有する株を売却することが昨日の引け後に発表され、需給悪化を嫌気する売りに押されて大幅下落となりました。自己株式売却は借入金の返済や大型展示場の設置などのための資金調達、会長の保有株売却は流動性向上のためとされています。
2010年4−9月期の連結営業利益が東南アジアで風味調味料などの販売が好調で前年同期比30%増となったようだと新聞で報じられ、4営業日ぶりに反発となりましたが依然として持高調整の売りもあって最後は軟調となりました。
2010年4−9月期の連結営業利益が従来予想を大きく上回り持ち株会社体制移行後の最高益となったと新聞で報じられましたが、特に材料視されることなく軟調となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の連結純利益見通しが従来予想の前期比2.5倍から31減に一転減益となると発表され、嫌気する売りに押されて大幅下落となりました。半導体需要の伸び悩みに円高となったことで、減益となる見通しとされています。
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