本稿の読者にこうしたクセの強い手法をそのままお勧めしているわけではない。ただ、営業の新規開拓で壁にぶち当たった際、あるいはコンペで他社の動向が読めないようなタイミングで、「ギブアップ」と投げ出している向きもいるのではないだろうか。
こうしたタイミングで、筆者が記してきた手法が応用できるではないだろうか。大半の企業には親密な企業、あるいは取引先が存在する。
若きビジネスパーソン諸君が正面突破できないとき、こうした周辺企業に探りを入れてみるのも1つのスキルだろう。近親憎悪のケースにしても、確実に情報を持っている向きが存在するのだ。
ただ、近親憎悪は根が深い。日頃の因縁浅からぬ親戚企業からネタをひいてきたことがバレた場合は、その反動も大きくなる。ネタ元の秘匿に関しては細心の注意が必要であることは言うまでもない。
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