外出率と鉄道利用率は“東高西低”

» 2010年10月27日 19時04分 公開
[Business Media 誠]

 首都圏の人と関西圏の人、鉄道をよく利用しているのはどちらだろうか。「週1回以上」の鉄道利用率を調べたところ、首都圏66%に対し、関西圏は57%であることが、ジェイアール東日本企画の調査で分かった。また徒歩・自転車を除く「週1回以上」の外出率を見ると、関西圏(89%)に比べやや首都圏(91%)が多いという結果に。

外出率や鉄道利用率は“東高西低”(出典:ジェイアール東日本企画)

 平日ラッシュ時の電車内ではどのようなことをしているのだろうか。首都・関西ともに「車内広告(中づりなど)」「窓から見える広告を見る」「音楽を聴く」「眠る」人が多い。ちなみに「新聞を読む」「雑誌を読む」よりも、「メールをする」「Webサイトを見る」「ゲームをする」人の方が多かった。

 また平日ラッシュ時の駅構内ではどのようなことをしているのだろうか。首都・関西ともに「駅ポスター・看板を見る」「音楽を聴く」「メールをする」が上位に並んだ。ちなみに電車内・駅構内ともに「メールをする」のは女性、「新聞・雑誌を読む」のは男性の方が多かった。

どこに行っていますか?

 首都圏または関西圏の人はどこに足を運んでいるのだろうか。首都圏の人は平日に「新宿(西口周辺)」「横浜駅周辺」「池袋(東口・サンシャイン周辺)」、土日には「横浜駅周辺」「新宿(西口周辺)」「新宿(東口周辺)」に足を運んでいる人が目立った。

 また関西圏の人は平日・土日ともに「大阪・梅田駅周辺」「難波」「天王寺・阿倍野橋駅周辺」が上位に並んだ。

来街率ベスト10(出典:ジェイアール東日本企画)

 聞き取りによる調査で、首都圏1万6822人と関西圏3746人が回答した。調査期間は5月15日から5月23日まで。

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