子どもとコミュニケーションをとる上で役に立つ童謡。子育てシーンでは、どんな童謡が歌われているのだろうか。
ミーテの調査によると、「子育てでよく歌う童謡」を尋ねたところ、トップは「ぞうさん」で28.0%。以下、「チューリップ」が25.9%、「ゆりかごのうた」が15.3%、「いぬのおまわりさん」が15.1%、「げんこつやまのたぬきさん」が14.5%で続いた。定番曲では「森のくまさん」が10位(9.0%)、「大きな古時計」が22位(3.8%)、「ドレミの歌」が49位(1.6%)にランクインした。
音楽プロデューサーの牛山剛氏は「童謡とはひと言で言えば“子どもの生活の中の歌”。幼児にとって、生活の中で一番大きな存在は母親です。そして大好きなものは日々の遊びであり、動物です。1位の『ぞうさん』は、動物の歌ですが、何よりも“お母さんの歌”でもあり、『ぞうさん』が1位なのは、至極当然と言えます」とコメントしている。
「どんな時に歌を歌っていますか?」と聞くと、「遊んでいる時に」(19.7%)と「テレビやCDと一緒に」(19.4%)が上位。以下、「クルマの中で」が15.4%、「お風呂の時に」が13.4%、「ぐずっている時に」が12.6%、「寝る前に」が11.0%で続いた。
「遊んでいる時やCDの歌と一緒に楽しんでいる家庭が多いようだが、寝る前や授乳中など子どもの気持ちを安定させるために歌っている人もいるようだ」(ミーテ)
「子どもに歌を聞かせる理由」では、「子どもとのコミュニケーションの1つとして」(26.1%)や「遊びの一環として」(25.0%)、「子どもが喜ぶから」(22.6%)といった声が多く挙がった。
インターネットによる調査で、対象はミーテ会員1273人(子どもの年齢層は0歳台24.7%、1歳台26.7%、2歳台16.8%、3歳台9.2%、4歳台6.2%、5歳台3.1%、6歳以上13.3%)。調査期間は4月20日から5月6日。
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