− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9401.16円 | ▼25.55円 |
売買高 | 14億0330万株 | − |
日経平均先物 | 9430円 | △10円 |
売買代金 | 1兆0068億円 | − |
TOPIX | 821.23 | ▼3.65 |
値上がり銘柄 | 430銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 354.00 | △3.68 |
値下がり銘柄 | 1076銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1160.46円 | △4.43円 |
変わらず | 154銘柄 | − |
騰落レシオ | 79.06% | ▼6.49% |
G20会合でも何も変わらず、円高進行を嫌気しつつも決算待ちで小動き
週末の米国市場がまちまちとなり、G20会合でも何も決まらなかったことから、手掛かり難となり、目先的な持高調整の売り買いが中心で方向感なく小動きとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたことやじりじりと円高が進んだことから上値の重さも見られ軟調となる場面もありました。ただ、売り急ぐ動きも、買い急ぐ動きもなく、あくまでも持高調整と見られる売り買いが中心で指数に方向感はありませんでした。
後場に入るとさらに円高が進みましたが、決算発表の本格化を前に動き難く、円売り介入期待は薄れたもののドル安一服期待もあり、前場同様に方向感のない展開となりました。同じ業種の中でも高安まちまちとなったり、円高にも関わらず円高メリット銘柄が売られたりと特に材料に反応しているとうよりは、目先の需給要因に振らされている感じでした。商品相場の底堅さや新興国を中心とした景気拡大が続いているとの見方もあって商社株や非鉄株は堅調、円高や金融緩和期待があるにもかかわらず、不動産株や電力株は軟調となりましたが、その他は同じ業種内でもまちまちとなるなど方向感のない展開でした。
小型銘柄も値ごろ感からの買いもあり、底堅い、堅調な展開となるものが多く、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均は堅調となりました。先物は終始方向感のない展開でまとまった売り買いも少なく、散発的にまとまった売り買いが見られても追随する動きもほとんど見られず、指数を動かす要因となりませんでした。方向感もなくあいかわらず目先筋が中心となっていたものと思います。
週末のイベントも特に何も変わらず、円高進行にもかかわらず、為替に対する反応が鈍く、底堅い方向感のない展開となりました。ドル安もそろそろ止まるだろうという見方や円高ではあるのですが、好決算期待もあり、売り難いということなのだと思います。欧米での為替動向を見極めたいということもあり、様子見気分も強かったものと思います。持高調整の売り買いが中心となるなかで、値動きのいいものにはちょっとした材料でも飛びつきやすいようです。ただ、長続きすると言う見方も少なく、あくまでも目先的な売り買いが中心となっているようです。為替の方向感が見えるまでは個別の材料で右往左往するこになるのでしょう。
基準線・転換線に上値を押さえられています。遅行線が絡む日々線が急騰している日柄にあたり、遅行線は日々線を割り込んでしまいそうです。日々線が雲のサポートを確認しながら雲のねじれの日柄で底入れ反発となるのかどうかが注目されますが、RSIは中途半端な位置でもみ合いとなり、ストキャスティックスも底値圏ではあるのですが、底入れ感は見られずもう少しも見合いが続きそうです。
引き続き雲の下限で上値を押さえられて小動きとなっています。RSIは方向感がなく、ストキャスティックスは底値圏にあるのですが、まだ反発を示唆するまではいかず、もうしばらく底堅さを確認するような展開が続くのではないかと思います。
底堅さは見られるのですが、転換線に上値を押さえられて上値も重く、小動きとなりました。RSIもストキャスティックスも底値に張り付いた状態からは戻りを示す展開となっており、そろそろ戻りを試すような展開になって来るのではないかと思われます。転換線を抜けて転換線のサポートを確認しながら下落が続く基準線までの戻りを試すことになるのでしょう。
為替にも決算動向にも反応が鈍い
先週末の引け後に自己株式を除く発行済み株式数の5.16%相当を上限に自己株を取得すると発表、需給の好転や株式価値の増加を好感して買われ、大幅高となりました。
主力のカーナビゲーションシステムが構造効果に加え、テレビの地上アナログ放送中止に伴う買換え需要が見込まれるとして国内大手証券が投資判断を2段階引き上げたことから大幅高となりました。手詰まり感の強いなかで、低位株と言うこともあり幕間つなぎ的に目先筋の買いを集めたものと思います。
先週末の引け後に2012年12月期の連結純利益が肝炎治療薬や抗インフルエンザ薬が当初予定に届かず、従来予想を下回る見通しと発表されたことが嫌気されて軟調となりました。
2010年4−9月期の連結営業損益が半導体が伸び、不採算だった自動販売機も改善したが会社計画を上回る赤字となったと深部で報じられたことから軟調となりました。
2010年7−9月期の連結業績を下方修正、4−9月期についても、円高が急激に進んだことや在庫調整が行われたことから、営業利益、経常利益が前回予想を下回る見込みとして売られ、大幅下落となりました。
後場に入って一段高、大幅高となりました。13時に2010年4−9月期の連結決算を発表、合成ゴムや半導体・液晶用材料の販売が好調ということで、従来予想を上回ったことが素直に好感されて買われました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング