コラム
» 2010年10月25日 08時00分 UPDATE

ちきりんの“社会派”で行こう!:あなたの給料を上げるための“逆張り”と“先読み” (1/2)

資本主義の国では、給与は「需要と供給」で決まるのが基本。そこで、需給の法則に基づいて、給料を上げるための方法を2つ、ちきりんさんは提案します。

[ちきりん,Business Media 誠]

「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは?

はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん(Twitter:@InsideCHIKIRIN)。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。

※本記事は、「Chikirinの日記」において、2005年9月6日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。


 資本主義の国では、給与は「需要と供給」で決まるのが基本です。

 日本全国のハローワークには失業者があふれていますが、一定のITスキルをもった人や、英語や中国語での業務経験がある人など、特定のスキルや経験を持った人は引っ張りだこです。リーマンショック前の景気が良かった時には、名古屋地域の期間工や派遣社員の時給は、他エリアより高いと言われていました。

 つまり給与は仕事の価値とはあまり関係なく、基本的には“需給”で決まるものなのです。であれば、給与を上げる方法は2つ考えられます。

1.多くの人にはできないスキルを身に付ける

 ある仕事をやれる人がたくさんいれば、供給(応募者)が増え、会社側は給与を上げる必要性を感じません。労働力は買い叩かれてしまいます。

 高い給与を得るためには、多くの人が持っていないスキルを習得する必要があり、そのためには、周りの人が勉強していることとは異なることを学ぶ必要があります。

 世間一般の人と異なる分野に時間やお金を投資して勉強するのは、勇気がいることです。周囲の人を見て同じように判断するのは楽で安心だし、親はたいてい本人より保守的なので、我が子がみんなと同じであることを強く望んでいます。

 本当は、みんなと同じことをやるのはわざわざ供給過多の海に飛び込むような行為です。けれど一方で、周囲と同じことをやっていれば安心できるのも事実です。

 だからこそ“他者と違うことをする”というリスクをとった人だけが、高い給与を手にする可能性を得るのです。これを逆張りと言います。

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