本田技研工業は、400ccロードスポーツモデル「VT400S」を11月5日に発売する。グラファイトブラックが64万9950円、パールヘロンブルーが66万9900円。
VT400Sの開発コンセプトは「カジュアル・ロードスター」。コンパクトな車体に水冷4ストロークV型2気筒400ccエンジンを搭載し、普通二輪免許所有者にバイクを楽しんでもらうことを目的としたという。
エンジンは、クルーザーモデル「シャドウクラシック<400>」に搭載されているものと同じで、最高出力23キロワット(31馬力)/7000rpm、最大トルク32ニュートンメートル/3500rpm。燃費はガソリン1リットル当たり40キロ(時速60キロ定地走行テスト値)で、燃料タンク容量は10リットルだ。
クランクケースとシリンダーをマットブラック仕上げに、シリンダーヘッドカバーにクロームめっきを施し、「Vツインエンジンの造形の美しさとたくましさを際立たせた」という。
サイズは2295×870×1135ミリとコンパクトながら、ダブルクレードルフレームを採用し剛性を確保。シート高は750ミリと低めで足着きがよく、アップライトで幅広なハンドルとあいまって、ゆったりとしたランディングポジションを得られる。
ホイールサイズはフロントが19インチ、リアが16インチ。このほか、ホンダ独自の盗難防止装置「H・I・S・S(ホンダイグニションセキュリティシステム)」を標準装備する。
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