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日経平均 | 9426.71円 | △50.23円 |
売買高 | 14億9384万株 | − |
日経平均先物 | 9420円 | △50円 |
売買代金 | 1兆0218億円 | − |
TOPIX | 824.88 | △4.48 |
値上がり銘柄 | 1044銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 350.32 | △5.31 |
値下がり銘柄 | 436銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1156.03円 | △1.25円 |
変わらず | 180銘柄 | − |
騰落レシオ | 85.54% | △4.03% |
G20を控えた週末、持高調整の売り買いが中心で方向感なく小動き
円高一服となり、米国市場も堅調となったことや好決算を発表、好業績が報じられる銘柄が多いこともあり、買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は金額ベースでは売り越しながらも株数ベースでは買い越しと伝えられ、寄付きの買いが一巡した後も堅調な地合いが続きました。ただ、G20会合を控えた週末と言うこともあり、持高調整の売り買いが中心となって方向感のない展開となりました。
後場も前場同様に方向感はなく、指数は非常に狭い範囲での動き、売買高も少なくなりました。好決算銘柄や週末の手仕舞いと見られる買戻しが入る銘柄も多く、指数は堅調ではあるのですが、特に材料に反応して買い上がる動きも見られず、指数に動きは見られませんでした。同じ業種内でも高安まちまちとなるなど、持高調整が中心となっていたようで、物色対象も定まらず目先の需給に振らされる格好となり、最後まで方向感のない展開が続きました。
小型銘柄もこれまで大きく下げたことから値ごろ感から反発となるものあり、東証マザーズ指数は大幅高となりましたが、日経ジャスダック平均は手仕舞い売りも見られて横ばいとなりました。先物もまとまった売り買いはほとんど見られず、指数を動かすどころか終始方向感のない展開となりました。引けを意識する時間帯には買い戻しや手仕舞い売り、ヘッジ売りが交錯する場面もありましたが、指数を大きく方向付けるでもなく、閑散とした展開でした。
週末のイベントで為替に大きな動きが見られるかもしれないということもあり、積極的に持ち高を増やすということもなく小動きとなりました。既に様子見気分の強い相場展開となっていましたが、さらに動きがなくなった感じです。昼休みの間の取引をするなどと話題になっていますが、こういう状況であれば、何時間取引をしても何も変わらないのではないかと思えるほど動きのない展開です。好決算が期待されつつも政策の方向性も見られず、G20 会合への意気込みも見られず、相場の方向感もつかめないということなのでしょう。
基準線に上値を押さえられて小動きとなりました。下値は雲を意識したというよりは遅行線が日々線にサポートされた格好で底堅かったものと思われます。ストキャスティックスは底値圏からの反発となってもいいところですが、RSIは方向感がなく、もう少しもみ合いが続く、下値を試すような動きが続くのかもしれません。遅行線が絡む日々線が急騰しており、しっかりとついていけるのかどうかが注目されます。日々線も雲のねじれの日柄にあたり、何らかの動きが出てくるのでしょう。
雲の下限に上値を押さえられています。RSIはあいかわらず方向感はなく、ストキャスティックスはここから下値を確認するようにも見えます。いずれにしても上値の重い展開が続きそうですが、雲に上値を押さえられながら戻りを試す動きとなる可能性もありそうです。
底堅さは見られ、ドル安方向よりはドル高方向に動き易くなっているものと思います。ストキャスティックスはまだ上昇の兆しが見られませんが、RSIは上昇が始まっており、転換線を抜けて来るような展開になるとストキャスティックスも上昇となり、戻りを試す動きとなって来るものとおもいます。遅行線が日々線の急騰の日柄にあり、動きが出ることが期待されます。
好決算が期待される銘柄は堅調
2010年4−9月期の連結営業損益が会社計画を大きく上回る黒字となったもようだと新聞で報じられ、好決算期待から買われて堅調となりました。
2010年4−9月期の連結経常損益が市場予想を上回りそうだと新聞で報じられ好決算銘柄を物色する流れのなかで堅調となりました。欧米景気の先行きに対する懸念はあるものの、アジア向けの採算が改善したことで上振れとなったようです。
北米の半導体製造装置のBBレシオが前月から低下したが、好不調の分かれ目とされる1を上回ったことから、特に材料視されず、週末の買戻しもあって堅調となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の連結業績予想を発表、自動車や建機向けに特殊鋼などの販売が好調で、従来予想を大きく上回ったことが好感されて大幅高となりました。
鉱山や建設用車両の大型・超大型タイヤの生産能力を拡大すると発表、採算の良い鉱山向けタイヤの増産ということで収益拡大が期待されて買われ堅調となりました。
昨日の引け後に液晶フィルムやリチウムイオン電池の材料が好調ということで、2011年3月期の連結業績予想を上昇修正。市場予想を上回ったことや幕間つなぎ的に低位株を物色する動きにも乗り、堅調となりました。
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