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日経平均 | 9376.48円 | ▼5.12円 |
売買高 | 17億7758万株 | − |
日経平均先物 | 9370円 | ▼10円 |
売買代金 | 1兆2450億円 | − |
TOPIX | 820.40 | ▼3.29 |
値上がり銘柄 | 444銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 345.01 | ▼0.38 |
値下がり銘柄 | 1077銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1154.78円 | ▼2.37円 |
変わらず | 140銘柄 | − |
騰落レシオ | 81.52% | ▼3.27% |
米国株高を受けて買い先行となるも円高を嫌気して乱高下しながらも軟調
米国株が反発となったことや対ユーロで円安となったことなどから買い先行となりました。ただ、対米ドルでは円高がさらに進んだことから、寄り付きの買いが一巡した後は冴えない展開となりました。1ドル=80円台まで円高が進んだところで、円売り介入期待が強まり、米政府高官の発言を取り上げてドルの買戻しが見られると一気に買戻しを急ぐ動きとなりました。連れて株式市場でも先物を中心に買戻しを急ぐ展開となり、上値を試す動きとなりました。ただ、円売り介入でないことがわかると失望売り、見切り売りが嵩み軟調な、冴えない展開となりました。
後場も方向感のない冴えない展開が続きました。注目された中国の経済指標もほぼ予想された範囲内ということで、特に取り沙汰されることもなく方向感なく小動きとなりました。朝方伝えられる外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられ、特に買いが極端に少ない状況に見られるように、円高容認とも取れる政策の欠如が買い気を失くし、為替も株価も方向感のないいわゆる「しらけた」展開となりました。
小型銘柄も持高調整の売り買いが中心で積極的な買い手も売り手も見えず、方向感のない展開となりました。東証マザーズ指数はほぼ横ばい、日経ジャスダック平均は小幅安という水準で小動きとなりました。先物は為替が大きく円安に振れた場面では買戻しを急ぐ動きから指数を押し上げる要因となりましたが、その他はまとまった売り買いが散発的に見られるだけで、方向感はなく、指数を大きく方向付けるような売り買いも全く見られませんでした。先行きの不透明感が根強く、目先の売り買いが中心となっているものと思います。
米国の経済指標や中国の経済指標が注目されますが、現状は為替の動きに敏感に反応するようです。特に円売り介入に対する期待と警戒感は根強く、本日の前場の動きを見ても、いかに一斉に動くのかがわかった感じです。それに比べて、政府などの反応は鈍く、全く効果がないにもかかわらず、メッセージばかりをお題目のようにコメントしているだけで、何ら行動が出来ないということのようです。為替を落ち着かせる、円高を是正する、どちらでもいいのですから、はっきりと行動で示すことが必要ではないかと思います。為替が落ち着くまでは株式市場も方向感のない展開が続きそうです。
基準線や転換線に上値を押さえられ、昨日同様に雲を意識したところで底堅さが見られます。RSIもストキャスティックスも中途半端な位置ですが下落となっており、まだ雲のサポートを試すような弱含みの展開が続きそうでうす。遅行線は日々線にサポートされているのですが、その日々線が急騰となるところであり、ここから急騰とならないと日々線が雲を割り込んで調整となってしまう可能性も出てきました。「三役好転」雲のサポートを維持できるのかどうかが注目されます。
引き続き雲を割り込んだ状態で「三役逆転」となっています。それでもまだRSIやストキャスティックスは調整不十分という状況であり、雲に上値を押さえられながら下値を試す動きが続くものと思います。
戻り歩調となるかと期待されましたが、また下値を試す動きとなりました。いっこうに底入れ感が出てこないのですが、やはり、来月のFOMC(公開市場委員会)で金融緩和の内容が示されるまで底入れできないということなのかもしれません。RSIもストキャスティックスも底値に張り付いた状況であり、本来であれば昨日のように動き始めるとそのトレンドが続くことになるはずなのですがまだ動きません。転換線を抜けて来るような反発となれば動き出すものと思います。
為替に振らされて乱高下
情報システムを手がける米企業を買収する方針と伝えられ、米国への本格進出が収益拡大につながるとの期待からかわれ、一時大幅高となるなど堅調となりました。
昨日の引け後に2010年4−9月期連結業績の上方修正を発表、建設中の「東京スカイツリー」効果は大きく、今期2度目の上方修正となりましたが、通期予想を変更しなかったこともあって反応は鈍く、小動き、最後は軟調となりました。
2010年4−9月期の連結営業利益が前年同期比26%増となったようだと新聞で報じられ、従来予想を上回ったことが好感されて買われ、堅調となりました。
リニア新幹線の着工が現実化しそうだということで、大型増資への懸念が強まり大幅安となりました。収益寄与も大きいのでしょうが、「増資」と言うだけで株式価値の希薄化ばかりが取り沙汰されて売られてしまうということです。
先日の米半導体企業の大型投資の話題に加え、昨日発表された9月の半導体BBレシオも受注が好調とされたことから半導体需要の増大が期待され、円高にも関わらず堅調となりました。
米国株高や前日の下落の反動から買い先行となりましたが、中国の経済指標の発表が伝わると後場から手仕舞い売りに押されて軟調となりました。中国景気の拡大が予想の範囲とされたことで、手仕舞い売りも嵩みました。
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