− | − | − |
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日経平均 | 9539.45円 | △40.96円 |
売買高 | 16億2803万株 | − |
日経平均先物 | 9530円 | △40円 |
売買代金 | 1兆1145億円 | − |
TOPIX | 833.73 | △3.21 |
値上がり銘柄 | 788銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 345.93 | △1.37 |
値下がり銘柄 | 710銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1159.47円 | △1.76円 |
変わらず | 157銘柄 | − |
騰落レシオ | 93.21% | ▼3.39% |
米国株高もあって堅調だが方向感なく上値も重い
米国株は堅調でしたが、米国市場の引け後の決算発表を受けて米国株が時間外取引で売られたこともあり、売り先行となりました。ただ、円高一服となったこともあり、売り急ぐ動きはなく方向感のない展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)もやや売り越しと伝えられましたが特に材料視されることもなく、相場全体に小動きとなるものが多く、指数も堅調ながらも方向感のない展開となりました。手掛かり材料に乏しく、為替も動きはなかったことで、積極的な売り買いどころか、持高調整の売り買いもほとんど見られず、閑散とした相場となりました。
後場も閑散とした相場の中で方向感のない展開となりました。円売り介入を期待した向きの見切り売りも見られ、上げ幅を縮小する場面も見られましたが、為替にも大きな動きはなく、売り急ぐ動きも見られず閑散とした方向感のない展開は続きました。為替の方向性も円高傾向なのですが、介入警戒感もあり、かといって介入が入るわけでもなく、円高メリット銘柄も円安メリット銘柄もどちらも積極的に手を出せず、目先筋の手仕舞いの売り買いが中心となって最後まで方向感は見られませんでした。
小型銘柄も売り買いまちまち、積極的な売り買いは見られず小動きとなりました。東証マザーズ指数も日経ジャスダック平均も堅調となりましたが、指数に大きな動きはありませんでした。先物もまとまった売り買いはほとんど見られず、朝方にまとまった買いが見られる場面があったほかはほとんど方向感のない展開となりました。為替動向や個別企業の業績動向の先行きも不透明、相場全体の方向感が見られないなかで先物市場も閑散としていました。
米国市場よりもなによりも為替に反応したがっているのでしょうが、その肝心の為替に方向感がないと手掛かりがなくなってしまうようです。米国などを中心に新興国も含めて通貨安政策を取るなかで日本だけがおいて行かれている感じです。そうは言っても財務大臣の介入を示唆する発言もあり、円高にを評価する戦略にも持ち高を傾けるわけにもいかず、方向感が掴めずに手も足も出ないということなのでしょう。円売り介入など為替に絡む政策が見えるまでは方向感の掴み難い展開が続くものと思います。
引き続き方向感のない展開が続いています。RSIもストキャスティックスも中途半端な位置で方向感はなく、遅行線は雲の下限に沿っての動きとなって、日々線は基準線を意識して底堅さは見られるものの転換線に絡みながら方向感がないと言う状況です。ただ、基準線の上昇は続き、ストキャスティックスも上昇となっていることから、基準線の上昇に合わせて堅調な展開となって来るのではないかと思います。遅行線が日々線の急騰の日柄までには動きは出るものと思います。
遅行線は日々線にサポートされ、日々線は雲の中で小動きとなっています。RSIもストキャスティックスも中途半端な位置で方向感はないのですが、遅行線が日々線にサポートされながら強含みの展開が続き、ストキャスティックスも上昇となっていることから、日々線が雲を抜けて上値を試すような展開が期待されます。遅行線が日々線にサポートされながらしっかりと上昇できるのかどうかが注目されます。
引き続き下値を探る動きが続いています。いちど底値圏から戻りかけたストキャスティックスもRSIも安値に張り付いて、そろそろ底堅さが確認されて反発となるところではないかと思いますが、介入期待も薄れて戻り歩調となりかけても買戻しを急ぐ動きにもならないのでしょう。ただ、そろそろ戻りを試す動きとなるのではないかと思います。
手掛かり難から閑散小動き
2010年4−9月期の連結営業利益が自動車用部品やエンジンなど量産品の販売が好調ということで、前年同期比2.4倍になったようだと新聞で報じられ、円高懸念もあるのですが、更なる上振れ期待もあり堅調となりました。
米国で好調な銀行の決算が発表され、銀行株が買われたことから反発となりました。安値を窺うような株価水準にあったことから買戻しを急ぐ動きもあったものと思います。
2014年度を目処に養殖黒マグロ(本マグロ)の生産量を2009年度比2倍に増やすと新聞で報じられたことが素直に好感されて買われ、堅調となりました。
沖縄県の宮古島で蓄電池を使って大量の再生可能エネルギーを制御する次世代送電網(スマートグリッド)が稼動したことから、同事業の拡大期待もあり、好感して買われました。
建設用のH形鋼など鋼材の契約価格を11月に引き下げると発表、業績への悪影響が懸念されて売られる場面もありましたが、最後は買い戻しも入り堅調となりました。
手詰まり感が強い相場の中で、ディフェンシブ銘柄、円高メリット銘柄として堅調な展開となりました。後場に入ると2010年4−9月期決算の上方修正を発表したことから好感する買いも入りました。
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