セブン銀行と日本電気(NEC)は10月18日、セブン銀行用の新型ATMを開発、11月から西東京地区でテスト設置を開始し、2011年3月からはセブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン-イレブンやイトーヨーカドーなどに設置しているセブン銀行のATM約1万5000台を順次導入・入れ替えしていくと発表した。
新型ATMは、紙幣処理速度を従来の毎秒6枚から毎秒12枚に高速化したほか、省エネモードからの復帰時間を7.6秒から0秒にして取引時間を大幅に短縮。また、取引時以外の常時省エネモード運用化やバックライトのLED化などによって消費電力を約半分に抑制し、長寿命部品やリサイクル可能素材も使用して資源の有効活用を進めるなど、環境負荷軽減にも配慮している。
セブン銀行では、初年度は東京都、山梨県、静岡県を中心に約3000台を導入・入れ替えし、4年後の2015年度上期を目標に全台の入れ替えを計画している。
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