ポルシェジャパン、新型「911スピードスター」導入へ(1/3 ページ)

» 2010年10月12日 14時09分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 ポルシェジャパンは、新型「911スピードスター」の日本導入を発表した。ポルシェブランド初のスポーツカー「ポルシェ356」に用意された特別なオープンモデルに初めて冠された、このスピードスターの名は、ポルシェファンにとっては大きな意味を持つ記号でもある。

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 今回設定される最新のスピードスターは、初代356スピードスターから数えて第4世代目にあたるモデルとなるが、初代モデルの車名にちなみ、全世界356台限定での販売となる。なお、日本国内への割り当ては6台のみで、その価格は2969万円と発表された。国内での予約は10月15日より開始される。

 ポルシェ911スピードスターは歴代スピードスター同様、ほかのモデルより傾斜角の強いフロントスクリーンとそれによる低いシルエット、手動のソフトトップ、「ダブルバブル」と呼ばれるデザインを特徴とするソフトトップ収納カバーなどが与えられている。通常の911シリーズに対し60ミリ低められた車高や個性的なソフトトップ収納時のスタイルは、半世紀以上に及ぶスピードスターの伝統に則ったものなのだ。

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 一方、走行性能や安全性などは最新スペックが奢られる。搭載エンジンはカレラSシリーズを凌ぐ408馬力仕様の3.8リットルの水平対向6気筒自然吸気ユニット。これに7速PDKを組み合せる。ポルシェアクティブサスペンションシステム(PASM)やポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)などポルシェの高い運動性能を極限まで引き出す機能アイテムが標準装備となるほか、911シリーズのオープンモデル全車に搭載される車両転倒時の乗員保護機構ロールオーバープロテクションシステムは、スピードスター向けに改良が施された専用タイプとなる。

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