引き続き円高を嫌気する展開か
従来より価格を2割抑えた電気自動車(EV)用の急速充電器を開発した。性能はそのままに、内部構造の見直しでコストを抑え、自治体や電力会社などに向けて売り込む。
エアコンなど廃家電からレアアース(希土類)を回収、同社が生産する磁石に再利用するリサイクル事業を2011年にも始める。将来は自社で使うレアアースの3〜4割をリサイクルで確保する。
照明や薄型テレビに使う発光ダイオード(LED)素子の生産能力を増強する。LEDは旺盛な需要が続いており、7月に生産能力の増強を終えたばかりだが月産能力を約2割増加する。
マヨネーズやドレッシングなどの海外での売上高を5年で3倍に拡大する。イスラム教の戒律に従った工場がマレーシアで稼動、インドネシア、中東などイスラム圏に販路を広げる。
暖房時の消費電力を従来より5〜7割低減する電気自動車(EV)向けエアコンシステムを開発した。EVでは走行に必要な電力消費量をエアコンの方が上回るケースがあり、省電力型の技術開発が課題になっていた。
リチウムイオン電池向けに耐熱性の高いセパレーター(絶縁材)を開発した。専用の部品やシステムを追加せずに電池自体の安全性を確保できる部材として、電機自動車やハイブリッド車用に売り込む。
売り 1670万株
買い 1880万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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