− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9518.76円 | △137.70円 |
売買高 | 24億5509万株 | − |
日経平均先物 | 9520円 | △170円 |
売買代金 | 1兆5741億円 | − |
TOPIX | 832.64 | △9.90 |
値上がり銘柄 | 1007銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 363.56 | ▼5.42 |
値下がり銘柄 | 518銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1172.76円 | ▼2.41円 |
変わらず | 137銘柄 | − |
騰落レシオ | 106.82% | ▼2.69% |
日銀の追加緩和を好感、為替の反応は鈍いが大幅高
米国市場は軟調、ナスダック指数は大幅下落となったのですが、米国独自の問題で下落となったことや銀行株が比較的しっかりとしていたこと、為替も落ち着いていたことに加え、日銀の追加金融緩和期待もあって底堅い展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り越しと伝えられたのですが、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいと言うことで、ほとんど方向感はなく、思惑的な為替の動きなどに振らされながら方向感のない展開となりました。
後場に入っても金融政策決定会合の結果発表が通常よりも遅い発表となり、それまでは方向感のない展開が続きました。それでも追加緩和に期待する向きも多くいざ発表となると素直に好感する動きで一気に節目と見られる9500円水準まで買い上がられました。ただ、為替の反応が今一つ鈍いことから、目先的な買いが一巡となったあとは上値も重くなりましたが、目先筋の利益確定売りをこなして再度買い直され大幅高となりました。資産買い入れなどに踏み込んだことで評価されたものと思われます。
小型銘柄は主力銘柄が追加金融緩和を好感して買われるなかで、手仕舞い売りに押されて軟調となるものが多く、東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均も軟調となりました。先物は金融政策決定会合の結果発表を待つ格好でそれまではまとまった売り買いも少なかったのですが、金融政策決定会合の結果を何度も斟酌して織り込むように買い直され、大幅高となりました。
日銀の金融政策決定会合の結果がこれほど注目されることも珍しいのではないかと思います。ただ、期待が強かった分心配していたのですが、期待通りの結果となり、市場では素直な反応となったものと思います。為替の反応が今一つと言う感じですが少なくとも円安方向に反応したということは評価できると思います。日銀に対する信頼がどこまで強まったかはわかりませんが、少しは楽観的な見方も出てくるのではないかと思います。楽観的な見方が広がれば株式市場も為替市場も好転してくるのではないかと思います。
RSIはまだ下げ足りなかったのですが、ストキャスティックスは底値圏にあり、反発となってきました。雲の上限に上値を押さえられ「三役好転」とはなりませんでしたが、引き続き雲の上限を抜けるような強含みの展開となりそうです。ただ、ストキャスティックスもRSIも下げ足りないので、抜けたとしても雲の上限に沿っての動きとなって来るのではないかと思います。
雲に上値を押さえられながらも堅調となりました。ストキャスティックスは底値圏からの反発で、雲の中での動きが期待されますが、RSIは下げ足りず、まだ雲の下限に押さえられて上値の重い展開となりそうです。
底堅さは見られますが戻りも鈍く、底値固めと言う雰囲気です。ストキャスティックスは底値圏まで下落となったのですが、RSIが何となく中途半端な位置にあり、戻りも鈍くなっているものと思います。この水準では底堅い展開が続くのでしょうが、基準線や転換線に上値を押さえられてしまうのでしょう。円売り介入でもあれば、基準線、転換線を抜け、遅行線も日々線を抜けて今度こそ底入れ感も出てくるものと思います。
追加金融緩和を好感して大幅高
2011年3月期の連結純利益が前期比29%増となりそうだと新聞で報じられましたが、既に織り込まれている水準ということや日銀の金融政策決定会合待ちで全般に動きがとりにくいこともあり、小動き、追加緩和が発表されても上値は限定的となりました。
昨日の引け後に傘下の「ユニクロ」の9月既存店売上高が前年同月比24.7%減と伝えられ売り先行となりました。下落率が7年7カ月ぶりの大きさということでしたが、ある程度織り込まれていたものとして下げ幅も限定的となり、先物が買われると連れて大幅高となりました。
昨日の引け後に2011年3月期の連結最終損益が3期ぶりに黒字転換となる見通しと発表されたことが好感されて買われ、大幅高となりました。アジアに続いて北米での工作機械の需要回復が貢献し、収益が回復となるようです。
昨日の引け後に自社保有分を除く発行済み株式総数の2.34%を上限に自社株を取得すると発表。目先の需給好転を好感する買いが入り大幅高となりました。分かり易い材料ということで手詰まり感の強い中で目先筋の買いを集めたものと思います。
欧州金融不安や金融規制強化懸念から売られた反動で堅調となりました。日銀の追加緩和を好感する動きもあり、売られ過ぎの反動から堅調となりました。
追加の金融緩和が発表されたことが好感されて堅調となりました。不動産投資信託も含めた金融資産の買い入れ策を導入することが好感されたものと思われます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング