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日経平均 | 9381.06円 | ▼23.17円 |
売買高 | 20億3104万株 | − |
日経平均先物 | 9350円 | ▼40円 |
売買代金 | 1兆2353億円 | − |
TOPIX | 822.74 | ▼7.23 |
値上がり銘柄 | 298銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 368.98 | ▼0.87 |
値下がり銘柄 | 1262銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1175.17円 | ▼6.21円 |
変わらず | 97銘柄 | − |
騰落レシオ | 109.51% | ▼9.53% |
金融緩和、円売り介入に対して期待と懸念が入り混じって方向感のない展開
先週末の米国市場は堅調となったのですが、為替が円高となり、方向感のない始まりとなりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたことや週末のヘッジ売りの買戻しが一巡となったことから寄り付きの売り買いが一巡すると軟調となりました。それでも、日銀金融決定会合での追加の金融緩和や円売り介入期待も根強く、底堅さが見られるところで、為替が円安に振れると一気に円安となり、先物にまとまった買いが見られると円安に振れるといった効果で一気に大幅高となる場面も見られました。さすがに円売り介入でないとされると手仕舞い売りに上値も重くなりましたが、為替に敏感な反応となっていました。
後場も方向感の見られない展開でしたが、前場同様に円売り介入や金融緩和に対する期待と懸念が入り混じった感じで、為替の動きに敏感に反応しながら、目先筋中心となっていたものの堅調な地合いが続きました。円売り介入や金融緩和が示されると買いが入りそうな勢いであり、売り叩き難く、逆に円売り介入や追加の金融緩和が期待されたほどではなかった場合の失望感が懸念されて買い上がれず、結局方向感は見られず、為替の動きに右往左往する展開が続きました。
小型銘柄も小口の売り買いに振らされるものが多く、方向感は見られませんでした。東証マザーズ指数は堅調、日経ジャスダック平均は軟調、とまちまちとなりました。先物も前場は為替に反応するかのようにまとまった買いも見られ、指数を押し上げる場面もありましたが、後場に入るとまとまった売り買いはほとんど見られず、目先筋の小口商いが中心で方向感を出すような場面はほとんど見られませんでした。
現物株も先物も持高調整の売り買いが中心で方向感が見られません。10月相場ということですが何の変化もないいつも通りの週末ということになりました。決算が終わると処分売りや配当を取った後の利益確定売りなどか嵩むことも多く、また、中間決算の発表前に持ち株を処分するような動きにあり、昨年、一昨年と10月は大きな下落が見られる月となりました。ヘッジファンドなどが11月の決算を控えて持高調整をすると言うこともあり、今年も波乱含みとなりそうです。
引き続き雲の中での動きが続いています。上に抜けそうな場面もあったのですが、雲の上限を意識して上値が重くなり、遅行線が基準線のサポートを試すような展開となりました。ストキャスティックスは底値圏になって来たのですがまだ下落が続き、RSIも下落が続いて下値余地もあり、もう少し下値を試す動きが続くのかもしれません。基準線や雲の下限の水準でのサポートを試す場面もあるのかもしれません。
あっさりと雲の下限の水準、基準線を割り込み、遅行線が日々線を意識するところまで売られました。ストキャスティックスはまだ下落となっているものの底値圏にあり、RSIも下落は続いているものとそろそろ底堅さが見られてもいいところであり、遅行線が日々線にサポートされながら、下値を確認することになりそうです。
じりじりと下落し、下値を試す展開となっています。それでも、安値を窺うところで、RSIには下値余地もあるのですが、ストキャスティックスは底値圏にあり、底堅さを確認して戻りを試す展開となって来るのではないかと思います。上値も重いのかもしれませんが、介入があれば一気に雲の中に突っ込んで底入れ感も強まるものと思います。
為替に振らされながら手仕舞い売りに押される
先週末の引け後に2010年4−9月期の連結純利益が投資有価証券評価損を計上することで従来の前年同期比55%増予想から60%減となったようだと発表したことから、軟調となりました。
2日付の新聞で2010年3−8月期連結営業利益が従来予想の赤字から一転増益となったと報じられたことが好感されて買われる場面もありましたが、地合いの悪さに押されて軟調となりました。
先週末の引け後に2010年4−9月期の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの合計入場者が4−9月期としては開業以来2番目の高水準となったと発表されたが、特に材料視されず、中国からの観光客減少懸念も根強いことから、軟調となりました。
インドの子会社の9月の新車販売台数が前年同月比29.6%増となり、2カ月連続で過去最多を更新したと先週末の引け後に発表されましたが、円高をなったことなどから売り先行となりました。円安に振れると買い戻しを急ぐ動きもあり、堅調となりました。
猛暑効果もあり、2010年3−8月気の営業利益が前年同期比70%増と未公表の会社計画を上回ったもようと新聞で報じられたことから、買い先行となりましたが後場入ると目先筋の手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
日銀の金融政策決定会合が開催されていますが、金融緩和期待も根強く、金利低下が収益拡大に結びつくのとの期待から不動産株が買われて堅調となりましたが後場に入り目先筋の手仕舞い売りに押され、持高調整の売りもあって軟調となりました。
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