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日経平均 | 9369.35 円 | ▼190.03 円 |
売買高 | 20億7369万株 | − |
日経平均先物 | 9360円 | ▼200円 |
売買代金 | 1兆4272億円 | − |
TOPIX | 829.51 | ▼17.46 |
値上がり銘柄 | 155銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 370.56 | ▼1.32 |
値下がり銘柄 | 1459銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1183.27円 | ▼3.67円 |
変わらず | 48銘柄 | − |
騰落レシオ | 117.52% | ▼4.59% |
米国株安や円高に対し、月末の思惑もあったが欧州金融不安もあって大幅下落
米国株が軟調、為替も円高気味ということもあり、売り先行となりました。それでも月末・期末と言うことで「お化粧買い」などの期待や外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの売りが一巡した後は買い戻しも入って一時堅調となるなど、全般に底堅さも見られる展開となりました。ただ、戻りの鈍さを確認して手仕舞い売りなどが嵩むと持高調整の売りもあって下げ幅拡大となりました。
後場は一段と売られる場面もありました。為替の介入期待が剥げると円高気味の推移となり、お化粧買い期待も萎んで売り急ぐ場面もあり、冴えない展開が続きました。9500円水準の節目を下回ると売り急ぐ動きも止まり、底堅さも見られるのですが、買い気に乏しく戻りも鈍く、戻りの鈍さを確認すると為替の介入や株式のお化粧買い期待の失望感から売り急ぐ場面もあり、大幅下落となりました。欧州金融不安が取り沙汰されたこともあり、売り急ぐ動きもあり、売りが売りを呼ぶような格好で安値引けとなりました。
小型銘柄も軟調なものが多かったのですが、主力銘柄が持高調整の売りに押されるなかで、売り一巡感もあり底堅い銘柄、堅調な銘柄も見られました。東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均共に主力銘柄ほどの下落とはなりませんでしたが、軟調となりました。先物は思い出したように散発的なまとまった売りが朝から続き売り急ぐ場面もありましたが、為替の介入やお化粧買い期待もあって売り切れず、目先的な売り買いが中心となっていました。介入やお化粧買いに対する失望感が強まり、欧州金融不安が高まると売り急ぐ動きとなり、指数を下押す要因となったものと思います。
為替が介入後の高値更新となり、円高を嫌気する動きとなりましが、介入の気配も見られず見切り売りが嵩みました。欧州金融不安や銀行の規制強化の問題が「10月」を前に不安を煽り、売り急ぐ展開となったものと思います。配当を取ったことで見切り売りや手仕舞い売りも出易かったものと思われます。日経平均は9500円〜600円水準がいったん上値となってしまった可能性があり、下値の節目である9200円〜300円水準を目指すことになってしまうのかもしれません。
雲の上限に押さえられ、過熱感もあったことから一気に大きな下落となりました。それでもまだ雲の中での動きとなっており、RSIやストキャスティックスも下値余地が大きく下落が続いているので、いったん基準線や雲の下限まで下値を試す動きとなるのかもしれません。ただ、遅行線は基準線にサポートされ、この水準で下げ渋って日柄整理となる可能性もありそうです。
雲を割り込み、一気に基準線水準まで下落となりました。遅行線も日々線のサポートを確認するように下値を試す動きとなっています。RSIもストキャスティックスも下落が続き下値余地も大きいことから遅行線が日々線のサポートを確認しながら下値を試すことになるのか、このまま基準線や雲の下限にサポートされながらも上値の重い展開で日柄整理となって来るのだと思います。
下値を試す動きが続いています。基準線・転換線をあっさり割り込んだことで、値幅整理となり、下値を試す動きとなったものと思います。RSIもストキャスティックスも下落となっており、下値を試す動きは続きそうです。戻りもいったんは基準線に上値を押さえられる、あるいは遅行線が日々線に上値を押さえられてしまいそうです。
月末・期末で底堅い
昨日の引け後に2010年3−8月期連結決算を発表、新規出店の効果や円高ドル安の効果で純利益が前年同期比39%増と大きく伸びたのですが、通期を据え置いたことや、昨日までの上昇の反動、好材料出尽くし感、先行きへの懸念などから売られ、軟調となりました。
イランの油田開発から撤退する方針を固めたと新聞で報じられ、原油の調達手段が手薄になることやイラン側から損害賠償を求められるのではないかとの懸念から売られ、大幅下落となりました。
売り気配から始まり大幅下落となりました。昨日の引け後に2010年4月−9月期、2011年3月期通期の連結業績見通し、配当予想を大幅に下方修正したことが嫌気されて売られました。
メーター事業の合弁会社設立時期の延期を発表したことが嫌気され、地合いの悪さや持高調整の売りもあって大幅下落となりました。スマートメーター事業の立ち遅れが懸念されたものと思います。
2010年4−9月期の連結営業利益は前年同期比4倍とないそうだと新聞で報じられ、8月に上方修正した予想を上回ることから、ほぼ全面安となるなかで、上値も重くなりましたが、好感する買いが入り堅調となりました。
海外で商品相場が堅調となったことやノルウェーで北海油田の権益を新たに取得すると新聞で報じられて堅調な始まりとなりましたが、地合いの悪さから手仕舞い売りも嵩んで軟調となりました。
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