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日経平均 | 9471.67円 | ▼94.65円 |
売買高 | 19億1247万株 | − |
日経平均先物 | 9400円 | ▼120円 |
売買代金 | 1兆4340億円 | − |
TOPIX | 838.41 | ▼8.11 |
値上がり銘柄 | 302銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 368.92 | ▼4.05 |
値下がり銘柄 | 1216銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1190.66円 | ▼0.30円 |
変わらず | 146銘柄 | − |
騰落レシオ | 104.38% | ▼9.47% |
売り先行で始まり、円売り介入で買戻しが入り堅調となる場面もあったが結局手仕舞い売りに押されて軟調
日本市場が休場中の米国市場が軟調となったことや円高となったこと、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり売り先行となりました。ただ、飛び石連休の週末、月末、中間期末ということもあり、寄り付きの売りが一巡した後は売り急ぐ動きも買戻しを急ぐ動きもなく、大幅安水準で小動きとなりました。介入警戒感もあって為替も円高が進む事がなく、手掛かり難のなか小動き、方向感のない展開でした。
後場は一段と動きの取れない始まりとなり、閑散とした状況で方向感のない展開となりましたが、円売り介入が見られ一気に円安に振れると買戻しを急ぐ動きもあり堅調となる場面もありました。その後も目先筋の買い戻しや円安に振れるたびに買戻しを急ぐ動きも見られ、底堅い堅調な展開となりました。それでも、目先筋の売り買いや持高調整の売り買いが中心となり、すぐに方向感のない展開となりました。円売り介入と見られる動きが出ると、買戻しを急ぐ展開となり、堅調となる場面もありましたが後が続かず、買い戻し一巡後は再び円高方向に振れ、指数も軟調となりました。結局、最後まで目先の需給に振らされる動きで、方向感の見え難い展開となりました。
小型銘柄銘柄は主力銘柄が買い戻しで堅調となる場面でも手仕舞い売りが優勢となって軟調なものが目立ちました。日経ジャスダック平均は小動きで横ばいとなりましたが、東証マザーズ指数は大幅安となりました。先物のまとまった売り買いは後場に為替の介入が入った時に買戻しを急ぐ動きやヘッジの買いがまとまって見られたとき以外にはほとんど見られず、指数を方向付けるどころか目先的に動かすような場面もほとんどありませんでした。
為替の介入がなければ寄付きの売り以外何もないと言う感じでした。飛び石連休の週末、月末、中間期末ということで、積極的に持ち高を増やすような動きもほとんど見られず、とりあえず目先筋は為替動向を見ながら右往左往しているのですが、中長期的なスタンスは特に変わりもなく、相場の方向感が見え難く、買うものは買ってしまったし、売るものは売ってしまったということで動きが取れないということのようです。新たな市場参加者が増えない限り、当面目先の材料に右往左往する場面はあっても、方向感の見えない展開が続くものと思います。
雲の下限を意識して底堅く、雲の上限を意識する水準では売りが優勢となるということのようです。RSIもストキャスティックスも高値圏からの調整となっており、引き続き雲の中で調整が続くのではないかと思います。雲を割り込む場面があっても遅行線が日々線にサポートされて底堅さは見られるものと思います。
雲を割り込みかけてかろうじてサポートされた格好です。遅行線が日々線を意識してサポートされた面もあるものと思います。RSIは上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示しており、いったんは遅行線が日々線にサポートされながら、日々線が基準線のサポートを確認するような場面もあるのかもしれません。あるいは雲の下限の水準での調整となるのでしょう。
基準線・転換線までの調整となりました。いったん基準線・転換線にサポートされましたが、まだRSIやストキャスティックスは調整が続き下値余地もあるので、ここで下げ止まって日柄整理となるのか、もう一段下落して安値を窺う展開となって値幅の調整となるものと思います。いずれにしても上値は重そうです。
連休の谷間で売り一巡後は介入以外方向感のない展開
総じて軟調、指数が大幅安となるなかで堅調となりました。22日の引け後に2010年4−9月期の連結純利益が前年同期比7%増になる見通しと発表、従来予想から一転して増益となることが好感されて買われました。
地合いの悪さに加え、22日の引け後に2010年4−9月期の業績予想を下方修正したことが嫌気されて売られ、売り気配から始まった後も下げ止まらず、軟調となりました。
中国から日本へのレアアース(希土類)の輸出が滞っている、と新聞で報じられ、レアアースを使った産業用磁石を手がけていることで業績への影響が懸念されて売られ、軟調となりました。
総じて軟調となる中で堅調となりました。22日に大幅下落となった反動や米国で二輪車や四輪バギーの販売が好調で業績上振れが期待できるとして国内証券が投資判断を引き上げたことも好感されたものと思います。
粗糖価格の上昇を価格転嫁するために砂糖の卸値を10月1日から引き上げることが引き続き材料視されて買われ、年初来高値更新、大幅高となりました。幕間つなぎ的に値動きの良さが好感されて目先筋の買いも入ったものと思います。
液晶パネルの生産調整に伴うフィルムの需要減やハードディスク駆動装置(HDD)用ガラス基盤の需要鈍化などから外資系証券が今期業績予想を下方修正し、投資判断を引き下げたことが嫌気されて売られ、大幅安となりました。
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