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日経平均 | 9566.32円 | ▼35.79円 |
売買高 | 14億7433万株 | − |
日経平均先物 | 9520円 | ▼10円 |
売買代金 | 1兆0766億円 | − |
TOPIX | 846.52 | ▼3.42 |
値上がり銘柄 | 575銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 372.97 | ▼1.84 |
値下がり銘柄 | 886銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1190.96円 | △2.06円 |
変わらず | 202銘柄 | − |
騰落レシオ | 113.85% | ▼0.66% |
米国株は方向感なく、日本市場も飛び石連休を控えて小動き
米国市場は景況感も強弱入り混じり方向感のない展開となり、為替が円高に振れたことから日本市場も売り先行となりました。それでも、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、売り一巡後は底堅く、底堅さを確認すると買戻しも入り堅調となりました。積極的に買い上がるような動きはなく、持高調整の売り買いが中心ではあったのですが、円高が進むこともなく、売り急ぐ動きも限定的となったものと思います。
後場に入ると今度は買戻しも一巡となった感が強く、指数は膠着、狭い範囲での動きとなりました。飛び石連休の休日を控えていることから市場参加者も依然として少なく、持高調整の売り買いが中心で材料への反応も限定されて、方向感のない展開となりました。中国の問題も長引きそうだとのみ方も出ており、中国の影響が大きい銘柄などは手仕舞い売りも嵩んでいるものも多く見られました。世界的な景気回復は継続していると見られますが、どの分野が、どの業種にメリットが大きいのか為替動向はどうなのか、読み切れず、売り買いが手控えられてしまうということなのだと思います。
小型銘柄も目先の手仕舞い売りに押されるもの、値ごろ感からの買いが入るもの、とまちまちとなり指数の方向感は見られませんでした。東証マザーズ指数は軟調、日経ジャスダック平均は小幅高、と全体としての方向感は見られませんでした。先物も朝方こそまとまった売り買いは見られましたが前場中ごろからは手仕舞いの売り買いが中心で方向感はなく、後場に入るとまとまった売り買いはほとんど見られず、方向感のない展開となりました。
一日を通して大きな動きはありませんでした。寄り付きこそ、円高を嫌気して売りが嵩みましたが、下値を売り叩くでもなく、逆に底堅さが確認されても買い戻しを急ぐということもなく、方向感のない展開となりました。円高がどんどん進むという懸念が強まればもっと売り急ぐ動きも出るのでしょうが介入期待もあって売り切れず、そうは言ってもこの為替の水準であれば、いったん慎重に見た業績を上方修正するほどのことでもないと言うことで方向感が掴み難いということなのだと思います。為替の方向感が見られると売り急ぐ動き、買い急ぐ動きも出てくるのでしょう。
雲の上限に上値を押さえられた格好となりました。ストキャスティックスに続きRSIも高値圏になり、引き続き雲の上限に上値を押さえられるような調整となりそうです。いったん雲の下限まで、あるいは遅行線が日々線のサポートを確認するような水準まで調整となる可能性もあり、いずれにしても日柄か値幅の調整となるのでしょう。
遅行線が雲を意識しているかのようです。ストキャスティックスに続きRSIも高値圏になっており、日々線が雲の下限のサポートを確認するような展開で目先的な過熱感を冷ますことになるものと思います。遅行線も基準線にはサポートされるものと思われ、上値も重いのでしょうが、底値も堅い展開となりそうです。
遅行線が日々線を割り込んでしまいました。それでも遅行線に絡みながら目先的な過熱感を冷ます動きとなりそうです。RSIは上値余地もあったのですが、下落となり、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており下値を試す動きとなりそうです。遅行線が日々線から放れても日々線が基準線にサポートされるように底堅い堅調な展開となるものと思います。
相変わらず持高調整の売り買いが中心で方向感のない展開
完全子会社化に伴い検討していた新株発行による資金調達を見送ると新聞で報じられ、株式価値の希薄化懸念が後退したことが好感されて買い気配から始まり、堅調となりました。
昨日の引け後に3−8月期の連結営業利益が前年同期比76%増となったようだと発表、従来予想からの上方修正を好感した買いが入り大幅高となりました。
住友商事(8053)と共同で米国で中長距離鉄道を運営する会社から鉄道車両を受注したと新聞で報じられたことが好感されて買われ大幅高となりました。
昨日の引け後に2010年4−9月期の配当を行うことを発表、復配となりましたが、既に大手電機各社の復配が発表されていただけに特に材料視されず軟調となりました。
2011年3月期の連結経常利益が従来予想を下回り前期比6%減となりそうだと発表しましたが、昨日までに既に大きく売られていたこともあり、休日前の手仕舞いの買戻しが入り堅調となりました。
砂糖の卸値を10月1日出荷分から約3%引き上げると発表しましたが、粗糖の高騰から価格転嫁しただけということで材料視されず、小動きとなりました。
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