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日経平均 | 9602.11円 | ▼23.98円 |
売買高 | 15億3764万株 | − |
日経平均先物 | 9530円 | ▼40円 |
売買代金 | 1兆1685億円 | − |
TOPIX | 849.94 | ▼2.15 |
値上がり銘柄 | 596銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 374.81 | △1.27 |
値下がり銘柄 | 893銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1188.90円 | △6.49円 |
変わらず | 177銘柄 | − |
騰落レシオ | 114.52% | △0.97% |
米国株高に反応できず、先行き不安から手仕舞い売りが嵩んで軟調
日本市場が3連休となっている間の米国市場が大幅高となったことや為替も落ち着いていることから、買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたこともあり、堅調な始まりとなりました。ヘッジ売りの買戻しも交え堅調な展開は続いたのですが、持高調整の売り買いも見られ、上値も重く、上値の重さが懸念されると手仕舞い売りも嵩んで上げ幅縮小となりました。
後場に入ると手仕舞い売りも嵩み、前場同様に持高調整の売り買いが中心の相場の中で買い気の乏しい中で冴えない展開となりました。下値を売り叩くような動きもないのですが、買い気に乏しい中でちょっとした悪材料に敏感に反応したり、持高調整の売りに押されるものが多く軟調な展開が続き、地合いの悪さを見て売り急ぐ動きも見られるという状況でした。為替も大きな動きはなく、材料となり難かったのですが、買い材料のないことは売り材料と言うような感じで軟調となりました。
小型銘柄は底堅い堅調なものが多く、主力銘柄が冴えない展開となる中で、売り急ぐ動きもありませんでした。東証マザーズ指数は小幅高、日経ジャスダック平均も売り飽き気分も出てきたのか堅調となりました。先物は朝方は買戻しも交えまとまった買いも見られましたが、その後はまとまった売り買いも散発的で、大きく方向感を出すようなこともなく、指数に追随するような感じでした。
好材料への反応も限定的で、冴えない展開となりました。業績の先行きに対する懸念が依然として強く、なかなか強気になり切れず、米国株高などへの反応も限定的となってしまったものと思います。円高も一服とはなっているのですが、米国の金融政策次第ということもあり、また、日本での円売り介入の影響も限定的との見方もあり、強気になり切れないということのようです。底入れ確認となるまで、全般的に上値の重い展開となりそうです。
雲の上限に押さえられ、雲を抜けきれませんでした。RSIは高値圏ながらまだ上昇が続き上値よちもあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており、いったんは雲の下限までの値幅の調整となるか、雲の上限に絡みながらの日柄の調整となって来そうです。
雲を抜けきれずに上値の重い展開となりました。遅行線も雲を意識したところで上値を押さえられた格好となっており、RSIは上昇が続き上値余地はあるものの、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており、引き続き雲の上限に上値を押さえられて日柄調整となるか、雲の下限まで、遅行線が日々線のサポートを確認するまで値幅の調整となりそうです。
遅行線は日々線を抜けかかってはいるのですが、まだ抜け切れれず、絡みながら過熱感を冷ましている感じです。日々線も雲を意識して上値も重く、RSIは上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、いったん雲に上値を押さえられ、遅行線が日々線にサポートされるような展開でもみ合い、過熱感を冷ます動きとなるのでしょう。
持高調整の売り買いが中心で物色対象が見えず
19日の新聞でデジタル一眼レフカメラの販売が伸びているとして、2010年7−9月期の連結営業利益が前年同期比5割増えそうだと報じられ、好感する買いが入り堅調となりました。
2012年度に中国での自動車生産能力を現在から8割増とすると発表、拡大が続く中国の自動車市場に対する期待もあり、買い先行となりましたが、買いが続かず、地合いの悪さに押されて軟調となりました。
メキシコ湾の原油流出事故で油井を封鎖したと米政府が発表したことから、子会社を通じて出資していることから損害賠償などが懸念されていた同社も一安心ということで買われ、堅調となりました。
先週末に自己株式の消却を発表、株式需給の改善につながるとして買われ、手掛かり難の中堅調となりましたが、買い一巡後は手仕舞い売りも嵩んで一転、軟調となりました。
3連休前に2010年4−9月期の中間配当を実施すると発表、半期ベースで4期ぶりの配当となったことが好感されて買われ、堅調となりました。
中国で光ケーブルの一貫生産を始めると伝えられ、好感する買いもあって買い先行となりましたが、地合いの悪さもあって買いも限定的となり、上値の重さを嫌気する売りに押されて軟調となりました。
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