さあ、駅に戻ろう。ここまでは下り坂。つまり帰りは上り坂。最後の踏ん張りどころだ。駅まで行かなければ帰れない。今日は炎天下を約10km歩いた。電車なら約10分のところを2時間も歩く。うーむ、これって「鉄道の旅」と言えるのか……? でも、歩いただけの満足感はあったから、良しとしよう。
真夏の吾妻線もよかったけれど、読者の皆さんには紅葉の頃がオススメ。夏の青春18きっぷシーズンは終わってしまったが、10月には鉄道の日記念「乗り放題きっぷ」が発売される。1枚あたりの価格はちょっと高くなるが、内容はほとんど同じだ。なおJR東日本高崎支社は、来年7月から吾妻線などで新型ジョイフルトレイン「リゾートやまどり」を運行させる予定だ。
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JR 青春18きっぷ 2300円(1回分)
肉食系鉄道ライター(魚介類が苦手)にして、前世からの鉄道好き。生まれて間もなく、近所を走っていた東急池上線の後をついていったという逸話あり。曰く「いつもそばを走ってたから、あれが親だと思った」
コンピューター系出版社でゲーム雑誌の広告営業を経験した後、フリーライターとなる。オンライン対戦ゲーム、フリーウェア、PCテクニカルライティングなどデジタル系の記事を専門とし、日本初のEスポーツライターとしてオンライン対戦ゲーム競技を啓蒙する。
趣味は日本全国の鉄道路線探訪で、現在の路線踏破率は約8割。著書は『もっと知ればさらに面白い鉄道雑学256(リイド社)』『知れば知るほどおもしろい鉄道雑学157(リイド社)』『A列車で行こう8 公式ガイドブック(エンターブレイン)』など。
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