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» 2010年09月17日 21時08分 UPDATE

杉山淳一の+R Style:第38鉄 夏の青春18きっぷ旅(2)吾妻線、噂の現場を歩く (1/6)

JRの普通列車に乗り放題の青春18きっぷで、各駅停車ならではの旅を楽しもう。幻の駅弁、日本一短いトンネル、ダムに沈む温泉――今回は、群馬県を走る吾妻線に乗りに行く。

[杉山淳一,Business Media 誠]

 JRの普通列車に限り、乗り放題の青春18きっぷ。各駅停車ならではの場所へ行こう! というわけで、青春18きっぷの旅の2回目は、上野から高崎線を北上した。目的地は吾妻線。群馬県渋川市と同吾妻郡嬬恋村を結ぶ路線だ。嬬恋村といえばレタスなど高原野菜で知られている。酷暑の夏、嬬恋村ならきっと涼しいだろうと期待した。

 もう1つ吾妻線と言えば「日本一短い鉄道トンネル」も有名だ。このトンネルは、昨年の政権交代で話題になった「八ツ場ダム」の工事関連で廃線になる予定。今のうちに観ておきたい。

ALT 今回のルート。GoogleMapsで筆者による各ポイントについての説明が読める

青春18きっぷ旅:バックナンバー

 →夏の青春18きっぷ旅(1)日本三大車窓とJR最高地点を訪ねる

 →夏の青春18きっぷ旅(2)吾妻線、噂の現場を歩く

 →夏の青春18きっぷ旅(3)SLだけじゃない! 魅力満載の大井川鐵道

 →夏の青春18きっぷ旅(4)日本一のモグラ駅をズルい方法で訪ねた

 →夏の青春18きっぷ旅・最終回 富士山外周、山北駅のD52とB級グルメを訪ねる

青春18きっぷとは?

 「青春18きっぷ」はJRの企画きっぷで、JR全線の普通列車(快速含む)の普通車自由席とJR西日本宮島フェリーに1日乗り放題になる。特急や急行列車には乗れないが、普通列車のグリーン車自由席であれば、グリーン券を別途購入すれば乗車できる(ただし、中央ライナー、青梅ライナー、マリンライナーなどは除く)。

 1万1500円で5回使えるため、1枚あたりの値段は2300円ということになる。1人で5日(5回)使ってもいいし(利用日が連続している必要はない)、同一行程であれば5人グループで日帰り旅行に使ってもいい。2人で2日(2回)ずつ使って残り1回を1人で日帰り旅行、という使い方も可能だ。

 「青春18きっぷ」という名前だが、年齢制限はないので大人でも子どもでも利用可能。ただし、利用できるのは年に3シーズンのみ。2010年の利用期間(発売期間)は以下の通りだ。春は2月20日〜3月31日(発売期間:3月1日〜4月10日)、夏は2010年7月20日〜9月10日(利用期間:2010年7月1日 〜 8月31日)。2010年冬の利用期間は8月末現在まだ発表されていない。【編集部】


始発列車で高崎へ。幻の駅弁を食べる

 普段の休日は昼まで寝ている父が、ゴルフに行く日はとっても早起きだった。朝寝が大好きだった私は、そんな父を不思議に思った。しかし、自分がその父の歳になって分かった。自分が好きなことのためなら早寝早起きが苦にならないんだなぁ。それだけ遊ぶ時間が貴重になったのかも……というわけで、朝4時に起きて始発列車に乗った。上野発05時13分の高崎線に乗ると、高崎駅到着は06時55分である。もっとも約1時間半の車中は居眠りの連続だったが、この居眠りもまた心地よい。

ay_01.jpg 今日は始発列車の高崎行きで出発!
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