オランダ館「Vacant NL, where architecture meets ideas」。コミッショナーはオレ・バウマン。出品作家はリートベルト・ランドスケープ。スタイロフォームでつくられた模型が天井にずらりと浮いている。支持材は、スタイロフォームをカットする際に使うニクロム線だろうか。テーマは空き家の活用。都市の脇役となっている空き家を、アノニマスなイメージを持つスタイロフォームで表現。
ベルギー館「USUS/USURES」。カーペットやベンチなど、建物などで実際に使われて摩耗した素材やパーツをあたかもアート作品のように展示している。中古品を扱いながらノスタルジーやリサイクルといった話題からは距離を置いた、即物的な見せ方が冴えている。
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